短期連載#スタイルのある収納アイデアの収納テクニックやワードローブとの向き合い方に感銘を受けた取材班3名による、とりとめのない振り返り。さっそく取り入れたい便利なグッズやサービスも見逃さないで!後編はこちら。
ただ収めるだけにあらず!空間づくりから考える理想のワードローブ
クローゼットのこぼれ話vol.1
ただ収めるだけにあらず!
クローゼットは「服の背景」
編集A(以下A) さて、14軒を巡りましたが、なかなかに見応えがありましたね。
編集I(以下I) 単にご自宅を拝見するだけでは深掘りできない領域なので、ワクワクが止まりませんでした。
編集O(以下O) 今回の取材を通して感心したのは、みなさんが自分なりの「理想のクローゼット」を思い描いて空間づくりをしていたこと。もちろん、収納のあれこれも重要なファクターだけど、それ以前のステップで「どんな場所にしたいのか」というところから構成を考えていたのが印象的だった。それがほかの人とは違う個性にもつながっていたと感じます。
A 一軒家を建てたご自宅では、好きなショップの内装をイメージして、ラックも天井に埋め込み式で一から作り込んでいましたね。いつかは自分も、と胸が高鳴りました。
I 持ち家のなせる技、憧れます。見ているだけでインテリア欲も刺激される。
O 日本間の押し入れを塗装して、シックな壁面収納に改装した方も。茶色からあえて物が目立つ白にすることで、こまめな掃除を心がけるようになったという話が面白くて、なるほど!と膝を打ちました。
A 一方で、制約が多い賃貸物件でも、工夫を凝らして彩っていた方々も。こう振り返ってみて圧巻だったのが、ririさん。
O シンプルな1DKだけど、引っ越し前に好きなクロスを貼っておいた上で、大量の荷物を運び込むという計画性。カーテンもちゃんと色見本を取り寄せて選ぶこだわりようです。彼女はフォローしているインフルエンサーをお手本にしていて。装いのみならず、写真に映る要素をまるっと参考にしながら空間の配色を決めていたのも今どきだなと。
Text_Erina Ishida












































