限られたスペースでもたくさんの服に囲まれたい。少数精鋭のアイテムとミニマルに暮らしたい。異なるタイプを目指す人にとってもきっとヒントになる、多種多様なクローゼットルールを拝見!#スタイルのある収納アイデア
DJ MOE FURUYAさんのクローゼット
音楽マニアのスタイルがギュッと詰まった1K

DJ MOE FURUYAさんの収納アイデア
「学生時代は日々古着店を回っていたけれど、8、9年前にレコード盤を買うようになってから予算はもっぱらそちらに回しています」
自転車移動がベースの生活というMOE FURUYAさん。ほぼパンツスタイルのタフなカジュアルで、気まぐれに一晩中クラブで過ごせるよう足元はスニーカー。 「Tシャツとデニムでカッコいい人が理想なんです。気候により、スウェットを重ねたり、ラックに掛けた〈エル・エル・ビーン〉〈エディー・バウアー〉〈ザ・ノース・フェイス〉〈パタゴニア〉などのヘビーアウターを羽織る感じ」
2000枚のレコードやDJブース、最近スタートしたリメイクプロジェクトの素材や作品も並ぶ8畳間。片隅の収納まわりに手持ちのワードローブをまとめて、玄関にいつも身につけるお守りのようなリングと腕時計、日替わりで選ぶメガネと靴といった小物と、すぐ出かけたい時に重宝するホワイトデニムのセットを待機させて。狭いながらも趣味を楽しむ活発な様子が部屋中から伝わってくる。
「唯一、音楽にまつわるTシャツは、ネット検索したりして定期的にパトロール。高くても1万円までと思っているけれど、これを逃すと出合えない逸品、一生好きだと思えるバンドのものを発見すると我慢できずに買ってしまいます」
クローゼットの下段には、いつの間にか「自分でも驚くほど」のコレクションが。ひとつひとつ解説できる思い入れのあるカルチャーが山積みになっている。
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収納の扉は開けて
ラックと一体化
Photo_Yuka Uesawa Text_Minako Okada