〈カルティエ〉のアイコニックなウォッチ〈ベニュワール〉から、バングルモデルが新たに登場。ジュエリーのような存在感を放つ新作をセルフスタイリングするのは、東京でクリエイティブに活躍する12人。個性あふれる自由な装いが、時計の新しい魅力を気づかせてくれる。
フォトグラファー 山内聡美と〈カルティエ〉ベニュワール
12人をスナップ!DAY10
フォトグラファー
山内聡美
着用カラー:ピンクゴールド
「長い年月をかけて “自分のもの”に育んでいく。そんなモノとの向き合い方が好きなんです」と話すフォトグラファーの山内聡美さん。右手の人差し指にはめたリングには、祖父からもらったという誕生石のサファイアが。パーソナルな思い出がつまったモノ選びには、時代を超えて愛されてきた〈ベニュワール〉がよく似合う。「幼い子ども2人と生活しているので、油断するとどんどん楽な服装に……。でもやっぱり思い入れのある物に囲まれていたいし、メリハリのある装いを心がけたい。大切な時計を身につけると、自然と身のこなし方も変化するし、私と子どもたちの間に流れる時間もゆっくり、穏やかになるような気がします」。
〈ベニュワール〉って?
フランス語で“バスタブ”を意味する〈ベニュワール〉。1912年にデザインされ、後に〈ベニュワール〉と名付けられたこのウォッチの特徴は、ドーム型のガラスとローマ数字が刻印されたダイアル、まわりを囲むスムースゴールド。ウォッチとしても、ジュエリーとしても楽しめる無垢なデザインが人気の秘密。今年新たにリリースされたのは、より丸みをおび小型化した〈ベニュワール〉のミニモデル。ケースがひと周り小さくなり、ミニマルにアップデートされた。
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山内聡美
やまうち・さとみ>>1985年、神奈川県生まれ。幼少期の8年間をアメリカで過ごし、2009年よりフォトグラファーとして活動。作家活動も精力的に行い、最近の個展に『WHEREABOUTS』がある。Instagram→ @satomi_yamauchi
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Photo_Sophie Isogai(Kiki inc.) Text&Edit_Sakiko Fukuhara