世界的アーティストの作品がいっぱいの館内で、 アートを身近に! 気軽に作品が買える本屋、 クリエイターがデザインしたショップもお見逃しなく。
まるでミュージアム!?「GINZA SIX アートが身近になる空間」クリエイターがデザインしたショップもお見逃しなく

パトリック・ブラン[Living Canyon]
チームラボ[Universe of Water Particles on the Living Wall] *画像はイメージ
館内2カ所にある高さ約12mの壁面も展示の舞台に。片方はチームラボが日没とともに変化する滝のデジタルインスタレーションを、もう片方は植物学者・アーティスト、パトリック・ブランが日本固有を含めさまざまな植物を織り交ぜた垂直的平面作品を展開。チームラボがパトリックの使う植物を映像に取り入れるギミックも。エレベーターホールでは森美術館の監修で、大巻伸嗣の江戸小紋をとりいれたオブジェ、船井美佐の鳥や蝶を象った鏡のオブジェ、3〜5階の通路には堂本右美の絵画を展示。作品に気を取られてエレベーターに乗りそびれないようご注意を。
草間彌生[南瓜]*画像はイメージ ©YAYOI KUSAMA
期間限定のポップアップショップも出現。YAYOIちゃん関連のアクセサリーは要チェック。YAYOIピンズ ¥70,000
右: YAYOIリング ¥55,000、左: NARCISSUS GARDENリング ¥70,000
施設ど真ん中に“前衛の女王”草間彌生さんの新作インスタレーション[南瓜]が登場! 日本伝統の祝祭感を象徴するような、白地に赤のドットで構成された南瓜が吹き抜けに浮かんでいる。下から見上げるとYAYOIちゃんのイラストと「LOVE FOREVER」のメッセージが。
ハチミツを使ったコスメブランドHACCIのハニーBar。色の違うハチミツの小瓶が並び、幻想的な光が美しい。
クレ・ド・ポー ボーテは、若手建築家・田根剛が“ブリリアントセル(輝き細胞)”をイメージした空間を設計。田根氏がデザインした限定ボックス(下写真)も登場するそう。
各ショップのインテリアも気合入ってます。たとえばスキンケアブランドのイソップはトラフ建築設計事務所とのコラボで洞窟のような包まれた空間に。有機的にカーブした漆喰の壁は左官職人による手仕事。また、銅器で有名な燕三条・玉川堂のショップの壁は一面銅仕上げ。大胆な発想と技でブランドの世界にどっぷり浸れそう。
Photo: Kazuki Sato (sasaki office)
Text&Edit: Sayuri Kobayashi