女性の悩みに向き合い続けている占星術師・ほともこさんによる月間占い連載がスタート!今月GINZA女子が星の運を味方につけたいなら、具体的にどう暮らすのがベストなの?身近なファッション、ビューティ、コミュニケーション面で「今はこんなムードで生活してみて!」と星空が示す智慧を、ほともこさんからお伝えします!
「2月、未来の自分を思い浮かべて行動を」新連載!占星術師・ほともこが読む今月の星の智慧

2月はココに意識すると吉◎
1.1年後の自分を想像しながら行動しましょう。
2.憧れの自分に近づくための出費は惜しみません。
3.言い訳や責任転嫁はせず、相手の立場に立ってみます。
1年後の自分の姿を
想像しながら行動しましょう。
1月は6日に日蝕、21日に「月蝕」という新月・満月の特別バージョンがあったこともあり、嵐の活動休止発表、日本オリンピック委員会の汚職疑惑発覚など、社会的にも大きな出来事が次々と起こりました。
この「蝕」のエネルギーを私たちも同じく受けていたので、公私ともに「当たり前」になっていたものを根本的に見直す機会があった人も多いのでは。
そんな1月のラディカルな変化を、2月にどう活かしていくかを私からお伝えします。
2月のテーマは「未来の自分にふさわしいものを選ぶ」。
天体配置を解説すると、2月のほとんどは「金星」が「山羊座」を運行します。そして「山羊座金星」が2/18には「土星」と、2/23には「冥王星」とぴったり重なります。
「土星」と「冥王星」の組み合わせは「徹底的な見直し」や「限界突破」を意味しますから、この時期は「金星」が象徴する、愛、美意識、対人、金銭に関して、惰性の習慣や妥協の関係を止めるときなのです。
違和感をおぼえるもの、今の自分にふさわしくないもの、未来の見えないものをきっぱりと手放し、これからずっとお付き合いできるものを選ぶ。
ご自身とその周辺を一度ミニマムにすることで、本来の自分にふさわしい状態をつくっていきましょう。
具体的にはどういうことか。まずファッション&ビューティは、クローゼットのワードローブやコスメの断捨離から。
毛玉だらけのニットや、ヨレヨレのランジェリー、似合わない色のコスメ、そして捨てるに捨てられなかった昔の恋人関連のものもこの際、処分してしまいましょう。
捨てるか残すか選択に迷ったのなら、こうご自身に問いかけてください。
「これは本当に自分にふさわしいもの?」「1年後もこれを使っていたい?」
答えが「NO」ならば手放すときです。その上でもう一度問いかけてほしいのです。
「1年後どんな自分になっていたい?」「1年後の理想の自分はどんな装いでどんな環境にいる?」
この答えがファッション、ビューティのみならず、これからの生活におけるあなたの新たな選択の基準となるものです。
「自分はこの程度」と自身を見くびったり妥協したりせず、心から望むものを堂々と認めてあげましょう。特に2/18までは「太陽」が「水瓶座」を運行するので、未来の自分を自由に思い描くにもいい時期なのです。
憧れの自分に近づくための
出費は惜しみません。
さらに2月にチャレンジしていただきたいのは、「いつか」と思っていた「憧れ」のことを実際にやってみること。
たとえば、ハイブランドのアイテムを購入する、理想のボディラインを手に入れるために、パーソナルトレーニングやエステにいく。医療美容でレーザー脱毛やシミ取りをするなど。
このようにしてブランドやプロの力を借りて限界を突破することで、セルフイメージを変えていくことができます。
モノでも経験でも、あなたの血肉となり一生ものの資産となるのなら、思い切って投資をしてみてください。
いきなり大きな出費が厳しいのなら、普段の生活の支出を見直し貯金をはじめるのでもいいのです。千里の道も一歩から。この一歩を踏み出すことを2月ははじめましょう。
言い訳や責任転嫁はせず、
相手の立場に立ってみます。
コミュニケーションについては、今まで黙ってきたこと、言いにくかったことをカムアウトする/されることがありそう。
伝える側なら、事実と気持ちをシンプルに伝えることを心がけ、聴いてもらえたことに感謝を。
聴く側なら、丁寧に傾聴した上で自分の本心を伝えていきましょう。そして話してくれた勇気への敬意を忘れずに。
自分だけの正しさを主張したり、自己防衛のための責任転嫁や言い訳をすると、火に油を注ぐようなことになりがちです。一般的な善悪を脇に置き、お互いの不完全さを認め、赦しあうことで関係が次の段階に向かいます。
どんな結論になろうとも後悔なく未来に進むために、以上のようなことを心がけてください。
ビジネスでは集中力に欠け、ディティールを見落としがち。メモをこまめにとり、気になることは「まあいいか」と後回しにせず、その時に確認を。
責任の所在も曖昧になりやすいとき。対応策は、規則・規約をしっかり確認しながらコミュニケーションをとっていくこと。立ち返るべき軸があれば、いざというときに柔軟な対応と提案ができますよ。
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ほともこ
占星術師。一般企業に勤めながら2009年よりプロの占星術師として活動開始。現在は個人セッションをはじめ、占星術講座の主催、書籍や雑誌・WEB記事の監修・執筆なども手がける。流行・社会情勢予測を得意とするため経営者からの鑑定依頼が後をたたない一方、女性たちの肉体、性、心の受容と解放をテーマにしたワークショップも人気。
BLOG『天と地とあなたをつなぐ ~ほともこの西洋占星術~』