1948年生まれ、福井県美浜町出身。3度の改名を経て、五木ひろしとしてリリースした再デビューシングル「よこはま・たそがれ」が約65万枚の大ヒットに。以降数々のヒット曲を生み、日本を代表する演歌歌手に。2007年には紫綬褒章を受章。両A面シングル『思い出の川/九頭竜川』が4月13日に発売。
【スター日記】五木ひろし:たそがれるにはまだ早い!?充実した日々に密着

たそがれるにはまだ早い!?
充実した日々に密着
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五木ひろし

日本ブラジル外交関係樹立120 周年記念ということで、ブラジルコンサートを行いました。印象的だったのは、開演前に私が「君が代」を歌うと、会場にいらっしゃるお客さまも全員で斉唱してくださったことです。本当に感動的でした。ブラジルの国民的ヒット曲「アミーゴ」をポルトガル語で歌うと、会場のボルテージも最高潮に!

終演後、舞台裏に戻るとボランティアの学生を含めた現地スタッフがポルトガル語で「五木さんNo.1」「五木さんNo.1」と大合唱してくれて大感激。全員と抱き合い、感謝の気持ちを伝えました。今回のコンサートを通じ、“国境も世代も関係なく歌は心に届けられる”と強く実感。まだまだ頑張ろう、と決意も新たに帰国したのでした。

年末のディナーショーは、料理、ステージともども最高のものを提供します。毎回来ていただく方、新たに来られる方、それぞれの方が楽しめるよう演出、曲構成、バンド編成に工夫を凝らします。今回は、サックス奏者として平原綾香さんのお父さまが登場。彼とは8年くらいのお付き合いで、娘さんとも共演したことがあるんです。

大好きなゴルフ! 今の目標は、年齢より下の打数でホールアウトする“エージシュート”。70 歳で実現するよう頑張っております。娘とは本当に仲が良く、買い物や食事へ行くことも。これまで娘が成人するまでは仕事を頑張ろうと決意していましたが、そんな娘も昨年成人式を迎えました。しかし仕事はまだまだ邁進し続けます!

モモ、チャチャ、ムームー、大切な家族の一員です。家族みんなで飼い始めたのに、今では自分がいちばん溺愛(笑)。朝起きたら散歩に行き、時間があればカフェに立ち寄り一緒の時間をゆったり過ごします。たまにテレビや雑誌にも出演し、そういう時は朝から緊張気味のお三方。本番ではしっかりカメラ目線も決める役者さんです。

福井県のふるさと大使を務めております。このたびご縁があり、福井県を流れる九く頭ず竜りゅう川がわをモチーフにした新曲が完成。県知事を表敬訪問して新曲をお届けしたところ大変気に入っていただき、県庁でもこの『九頭竜川』を流していただいているそう。2018 年には福井県で国体が開催されるので、ふるさと大使としてPRを頑張ります。

ラスヴェガスのような雰囲気が楽しいコロッケさんプロデュースのお店を訪れ、ものまねステージに大いに笑わせてもらいました。コロッケさんには五木ひろしを若い世代に広めていただいて感謝しているんです。対象をよく研究して、本質を見抜いていますよね。究極のものまね“五木ロボット”は、自分で見ても笑ってしまいます(笑)。

新曲『思い出の川/九頭竜川』のMV撮影のため、雪がチラつく故郷福井へ。話題のドローンを使って撮影したので、九頭竜川の壮大な流れがわかるダイナミックな映像が撮れました。『思い出の川』は石原慎太郎先生が作詞を担当。人生を振り返る郷愁漂う歌で、人生の応援歌となる『九頭竜川』も含めて2曲とも私が作曲しています。

コンサートのスタッフが、サプライズで誕生日のお祝いをしてくれました! ケーキに花束、欲しかったゴルフのパターまでプレゼントしてもらって大満足。普段お付き合いのあるスタッフも駆けつけてくれて総勢100 名を超える人に祝っていただき……ありがたいですね。歌手生活も52年目に突入、気合を入れ直した1 日でした。