日用品にまつわる気になる話題を大調査!全11回の連載で、最新情報から意外なジャンルのコレクター、DIYのアイデアなど情報盛りだくさんでお届けします。
心ときめくものに出合えるショップ|日用品ジャーナル vol.7

心ときめくものに
出合えるショップ
塔屋
護国寺駅から徒歩10分ほど。いまも江戸時代の風情が残る歴史ある街並みに惚れ込んだ店主の和田基樹さん。築50年の木造平屋をリノベーションし、6坪の雑貨店をオープンした。
「SNS時代だからこそ、お客さまと面と向かって対話ができるようなコンパクトさを大切にしたくて」
心地よい余白を作りながら陳列されるのは、洋の東西を問わずセレクトした古道具や本、吉田直嗣、古谷宣幸・朱里などの現代作家の器、〈hoshi kana〉の財布など。
「塔屋」
CONTOUR
「居住空間にすっと溶け込む家具」ではなく、「部屋の輪郭」になる、静かな存在感をたたえるインテリアに出合えるマニアな店。
アンティーク業界で21年働いてきた店主・村上雄一さんのバイイングの基準は、主に自身の好みであるシャルロット・ペリアンと呼応するような、素材感のあるモダンクラフトやミッドセンチュリーのチェアや照明が中心。
“やや設備的”なデザインの間接照明、建築家で家具デザイナーのハンス・ベルマンの〈GA Chair〉(スライド1枚目)など、モダンでほどよい色気のある家具の魅力を教えてくれる。
「CONTOUR」
HOLY SHIT
東京・世田谷区上馬の小さな商店街にひっそりオープン。「HOLY SHIT」と書かれたボードを掲げる謎のキャラクターに誘われ、興味本位で訪れる客も多いそう。
売店のようなゆるさを醸し出す店は、プロレス、格闘技をテーマにした雑誌『KAMINOGE』の編集長、井上崇宏さんと友人がタッグを組んでスタート。服と生活雑貨を販売し、カフェも併設。
“HOLYちゃん”という名のラウンドガールは五木田智央の描き下ろし。ドローイングをフィギュア化したスタチューやマグカップ、ポーチなど気になるグッズがいっぱい!
「HOLY SHIT」
*記事は2020年12月11日時点の情報です。現在は価格や在庫内容等が変更となっている場合があります。