服を愛してやまないギンザレディたちのお悩みを公式 Instagramで募集。整理整頓テクニックから今すぐ真似してみたい裏技まで、Q&A形式でお片付けのプロからのアドバイスとともにご紹介します!
クローゼット問題を解決するQ&A:大量のTシャツを引き出しにしまうコツ etc.

豆知識プリーズ!
毎回洗濯できない服はどうケアするのが正解?
2枚のタオルで汗ジミ退散!
繊細な素材やジャケットなど着た度には洗えないアイテム。臭いにはファブリックスプレー、汗ジミは部分的な手洗いを。ハンドタオルを2枚用意し、1枚を生地の裏側に、もう1枚を水で湿らせデリケート用洗剤を垂らし表側に。上下タオルで挟みポンポン叩いて汚れを浮かせる。脇汗のシミ予防はパッドや撥水スプレーを活用して。
季節物をしまう場所がない。出しっぱなしだけど大丈夫?
衣類カバーが頼れる万能選手
ワンルーム住みは服を出したままの人も多い。その害はホコリと臭い。そこで、ハンガー用の衣類カバーの活用を。1袋に5着ほど入るので季節外の服も整理可能。白や透明をチョイスすれば、アイテム別に分けて何がどこにあるのか把握しやすい。ラックの場合、シーズンオフ服をひとまとめにして、手持ちの布や大判ストールで覆うテクも。
夏のクローゼットの困った
冬物アウターを畳んで保管どれならOK?
中綿系やナイロンは迷わず畳む!
かさばるコートはラックを占領しがち。素材を基準にしてシワになりにくいものなら畳んで保管へ。身頃の幅はそのままに腕を後ろへ回したら1/3程のサイズを目安に全体を畳み、衣装ケースに重ねて収納。一般的にダウンやキルティングなどの中綿系やナイロンなどのシャリシャリ系はOK、ウールは畳みジワが刻まれやすいので NGです。
ジメジメ湿気対策や虫食い予防のおすすめは?
こまめに扇風機を当てるべし
湿度を低く保つためには風通しをよくするのが大前提。扇風機をクローゼット正面に配置し、下から煽る角度で首振りモードにして送風すれば除湿機がわりに。夏場は入浴中や寝る前など気がついた時に、それ以外は3カ月に1回が目安。除湿剤は湿気がたまりやすいクローゼットの四ツ角に。防虫剤は臭いがつきにくいナチュラル系を推奨。
大量のTシャツを引き出しにしまいたい
プリントがキー配置にも工夫を
スペースがなくてハンガーに掛けきれない場合、いわゆる “ブティック畳み”から身頃をさらに三ツ折りし、立てて収納。バックプリントでも前面に見立てて畳むと目視しやすい。横長の引き出しは手前と奥の2列に、奥行きがあるタイプなら左右の2列にレイアウト。プリント同士が隣り合わないようにすると見分けやすく、くっつき防止にも。
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ADVISER: 林 智子
ライフオーガナイザー、クローゼットオーガナイザー。ライフスタイル誌等で活躍。著書『だれにでもつくれる最強のクローゼット』(ワニブックス)。
Illustration: Tomoko Fujii Text: Hiroko Yabuki