世界中の街角で出会った、“自分らしさ”を大切に思い思いのおしゃれを楽しむ女性たち。 毎日ドレスアップするわけでもない、同じようなコーディネートばかりかもしれない。でもそれでいい。それが自分らしいってことだ。ニューヨークに住むブリー・ウェルチの5日間のスタイルを追いかけてみた。
世界のレディの私服。NY在住スタイリストはボーイッシュミックスが得意

ブリー・ウェルチ
スタイリスト&クリエイティブコンサルタント
デザイナー、PRを経て、ウェブサイト『ギャランス・ドレ』では2017年までファッション・ディレクターを担当。独立後、アメリカン・バレエ・シアターからエディトリアルまで幅広く活躍中。
「今日はどんなキャラクターを演じようかなと考えて、その日のコーディネートを決めている」と話すのは、ローワーイーストサイドに住むブリー。カリフォルニアで育ち、子どもの頃はダンスと演技のレッスンに励んでいたそう。その影響もあって、今もダンスは彼女の着想源であり大好きな息抜きのひとつ。バレエからコンテンポラリーまでオールジャンルに興味がある。自身のスタイリングを一言で表現するなら「ボーイッシュな部分もあるけど、好きなものや気分を織り交ぜたEclecticかな。ずっと憧れている女性は(サンローランのミューズであった)ルル・ドゥ・ラ・ファレーズなんだ」。

ドレス: Merlette レギンス: ナイキ シューズ: アリクス ネックレス: 愛犬「LEO」の名前の入ったネックレス

ジャケット: HOPE ブラウス: GANNI ジーンズ: リーバイス® ビンテージ クロージング ハット: ジョセフ

セーター: シー ニューヨーク パンツ: Kwaidan Editions シューズ: アリクス

ジャケット、ニット: GANNI 重ねたメッシュドレス: ザラ パンツ: セリーヌ シューズ: シャネル

ジャケット: SLVRLAKE パンツ: ヴィンテージのラングラー ニット: オフ-ホワイト イヤリング: サイモン・ミラー
Photo: Naoko Maeda Text: Mari Fukuda