2020年にソウルで創業したフレグランスブランド〈ボーン トゥ スタンド アウト〉が、2023年7月21日(金)より日本での販売を開始する。
ソウルの気鋭香水ブランドが上陸
〈ボーン トゥ スタンド アウト〉が生み出す、欲望を解放するフレグランス

李朝白磁を思わせる純白の香水瓶。そこに、鮮やかなクリムゾンレッドの文字が映える。
幅広いバリエーションの香りはどれも斬新で、本能に訴えかける強さを持ったもの。伝統的な儒教思想に反し、「欲望」に焦点が当てられている。清廉な白いボトルの中に詰められたのは、欲望を解放するという挑発的なコンセプトだ。
「韓国らしさ」と「韓国的でないもの」を同時に内包し、フレグランスという形で現代的な価値観を表現したブランド。それが〈ボーン トゥ スタンド アウト〉だろう。
クリエイションには、〈ル ラボ〉の「サンタル33」などで知られるベテランのフランク・フォルクルや、〈ドリス ヴァン ノッテン〉初のフレグランスラインで「ローザ・カルニヴォラ」を生み出したダフネ・ブジェといった、錚々たる調香師らが参画。肌に優しいバイオエタノールを用いたヴィーガンフレグランスが揃う。
全16種のフレグランスのほか、エアーフレッシュナーやディフューザーも登場。日常を香りで満たし、いつでも自分に正直でいられるように。
エアーフレッシュナーは、クローゼットやドアノブなどに引っ掛けられるペーパータイプ。香りは約1ヶ月続く。
ディフューザーで着目すべきは、アーティストのヨン・ホギョンが手がけた容器。天然の火山岩を含んだ粉に、香水をスプレーすることで半永久的に香りを楽しめる。

本能をくすぐり、人間らしい欲望を刺激する〈ボーン トゥ スタンド アウト〉の香り。退廃の中に反骨精神をまとった「トラッシュ」と、個性的な官能を漂わせる「ナルシスト」は、オードトワレ以外でも様々な形で身につけることができる。
なんとなく生きる毎日に、香りは時として刺激と気づきを与えてくれる。〈ボーン トゥ スタンド アウト〉のプロダクトを取り入れることが、自分という存在に向き合うことにもなるのかもしれない。
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【BORNTOSTANDOUT】
発売日: 2023年7月21日(金)
【販売予定店舗】
「フェートン フレグランス ハウス」
住所: 石川県金沢市長町1-4-55 1F
「レッド. ゴールド & グリーン」
住所: 東京都港区南青山5-5-20
「リステア」
住所: 東京都港区赤坂9-16-17
「ビームス 六本木ヒルズ」
住所: 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズウェストウォーク2F, 3F
「シボネ」
住所: 東京都渋谷区神宮前5-10-1 ジャイル B1F
Text: Motoko KUROKI