10月のエンタメをレビュー!GINZA編集部がレコメンドする新譜をご紹介。
🎨CULTURE
変幻自在の声も魅力。ヤー・ヤー・ヤーズ『クール・イット・ダウン』|G’s MUSIC REVIEW
『クール・イット・ダウン』
ヤー・ヤー・ヤーズ
(ビッグ・ナッシング / ウルトラ・ヴァイヴ)
2000年にNYで結成されたスリーピースバンド。フロントのカレンOはソロでもカリスマ性を発揮。デヴィッド・フィンチャーやスパイク・ジョーンズ監督作品への楽曲提供でも評価され、時代を代表するヴォーカリストとなったが、バンドとしては9年ぶりの5thアルバム。タイトルは同郷の先輩ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの曲から引用。変幻自在のカレンの声の魅力が炸裂する楽曲群は音の歪みもひたすら美しく、艶っぽい70年代のNYを連想させる。
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音楽と映画のMC。The xxのオリヴァー・シムやマムフォード&サンズのマーカスなどソロプロジェクトにも期待。