『コレクション展2 死なない命』
開催中〜2018年1月8日/金沢21世紀美術館
ヤノベケンジ[ミッキーマスク]1991 双眼鏡、防毒マスク、ヘッドホン、トランス、乾電池、雑嚢 30×29×25cm
みんな誰もがいずれは死ぬ。という、不動な線の上を私たちは歩いて生きているわけだけど、その線がもしなくなったら? 本展は「死なない命」をテーマに9名の作家が参加。イギリスを代表するアーティスト、デミアン・ハースト、アメリカの写真家、エドワード・スタイケン。日本からはChim↑Pom、そして、福原志保率いるユニットBCL、ヤノベケンジ、やくしまるえつこ。と、テーマはもちろんユニークな人選も魅力的。
『SENSIBILITY AND WONDER』
開催中〜11月9日/DIESEL ART GALLERY
©BREASTS BIG T Multiple 2016 by JOHN DOVE and MOLLY WHITE Sculpture in cotton
イギリスの話をするときに、天気の話が欠かせないように、パンクの話をするときにこの2人の名前は欠かせない。ジョン・ドーヴとモーリー・ホワイトは、当時ブランドロゴが主流だったTシャツに、プリントを施し、洋服を自己主張するアイテムへと変化させた。またそのクリエイションはイギー・ポップやミック・ジャガーなどが愛用。ストリートとパンクの起源を体感できる展示になっている。
『田原桂一「光合成」with 田中泯』
開催中〜12月24日/原美術館
1978年秋、モダンダンサー・田中泯と、今年の初夏に急逝したフォトグラファー・田原桂一がパリで邂逅して始まった研究「光と身体の関係性」。世界を舞台に活躍していた2人が、その土地で出会う光、季節、大気、そして動き(ダンス)を写真に記録したものだ。本展では未発表のままだったその作品たちに加え、36年ぶりに再開した2人のフォトセッションの新作も発表。また、展示中はダンスパフォーマンスも行われる予定だ。