“東京”をテーマにした歌謡曲・シティポップのご当地ソングを名所で披露する『東京のうた』。2023年10月21日(土)に、いよいよクライマックスを迎える。
開業65周年の東京タワー屋上にてスペシャルライブが開催
野宮真貴、タブレット純、なんちゃらアイドルなど、華やかなアーティストが集結

発売中のGINZA11月号は、歌詞に焦点を当てた音楽特集。言葉の持つパワーに触れた一冊には、新たな曲との出合いを導く内容が盛りだくさん。実は、東京は世界でも類をみないご当地ソングの数を誇る都市ということはご存知?そこに目をつけたプロデューサー湯山玲子さんによるコンサートイベント『東京のうた』が開催中。なんと、舞台はホールではなく、文化史上にその名を残してきた街中。ゴールデン街、浅草のホテル、赤坂の会員制バー、銀座の高級クラブなど、それぞれ歴史を刻んだ場所で、歌手が歌い、小説家やアーティストが歌詞を詠唱していく。
特別な一夜を送り届けてきたイベントも9月下旬からはじまり、いよいよクライマックスへ向かう。次なるスペシャルライブは、開業65周年を迎えた東京タワー。アーティストも華やかな顔ぶれが揃った。
まず、渋谷系を代表する野宮真貴。ピチカート・ファイヴ時代のヒット曲『東京は夜の七時』をオンタイム7時にライブ。現在の昭和歌謡ブームの立役者のひとり、タブレット純も登場。地方都市を織り込んだ曲も多いが、今回は東京にフォーカス。地下アイドル出身の「なんちゃらアイドル」は、Z世代ならではの感性を歌詞にのせる。早稲田大学の男声合唱コール・フリューゲルのOB達が集う「いらか会合唱団」は、和声の妙味を得た曲を披露。東京タワーC子は、パフォーマンスを発表する。そして、コモエスタ八重樫がスタートアップを飾る。
テレビとラジオというメディアがあってこそ、大衆に浸透したのが歌謡曲やJポップ、シティー・ポップ。通信塔としての機能を備えていた東京タワーがなければこのように広まることはなかったかもしれない。
ちなみに、10月25日(水)には、浅草の吉原にオープンしたばかりの「モアレホテル ヨシワラ」にて、歌手の平山みきさんのライブイベントも行われる。
さまざまな縁が交じり合う一夜。ぜひ、都心のど真ん中で、東京を味わえるひとときを過ごしてみては?
ℹ️
【東京のうた】
【東京タワー】
日程_10月21日(土)
時間_17:30~21:00(17:00開場)
場所_東京タワーフットタウン屋上
住所_東京都港区芝公園4-2-8 屋上 東京タワーフットタウン
料金_6,600円
【歌唱予定】
歌唱予定・東京のうた:東京は夜の七時(ピチカート・ファイヴ/1993)、ラブユー東京(黒沢明とロス・プリモス/1966)、東京パラダイス(タブレット純/2020)、東京ラプソディ(藤山一郎/1936) <ウナ・セラ・ディ東京(ザ・ピーナツ/1964)、TOKIO(沢田研二/1980)ほか
【浅草・吉原】
日程_10月25日(水)
時間_19:00~20:00(18:30開場)
場所_モアレホテル ヨシワラ
住所_東京都台東区千束4-15-11
料金_6,600円
*定員40名
Text_Nico Araki