街に出れば右も左も観光客!な2025年の東京。彼らの視点を通して慣れ親しんだこの街を見てみたら?海外を拠点に活動するデザイナーやスタイリストに、お気に入りの過ごし方を教えてもらいました! #海外クリエイターに聞く、東京の楽しみ方
🎨CULTURE
〈シー ニューヨーク〉Sean Monahanに聞く、東京の楽しみ方
独自の活気と魅力を感じる街で、娘と堪能したステーキの思い出

〈シー ニューヨーク〉デザイナー
Sean Monahan
独自の活気と魅力を感じる街で
娘と堪能したステーキの思い出
訪日は30回を超えるという“ベテラン”のショーンさん。「自分の仕事に情熱を持つ人たちによる個人店がひしめき合う、文化的に成熟した街は、訪れるたびに影響を受けるんです」。最近のトラベルパートナーは、6歳の娘レイ。「昨年は桜を目当てに春に来ました。娘用にヴィンテージの着物が欲しくて、代田橋の『キモノ葉月』へ。宝探しのようでユニークな体験ができました。食事でおすすめしたいのは、和食料理『銀座やまざき』。料理人のアチコは大切な友人で、彼女が別のレストランで働いていた頃からの知り合い。女性二人と切り盛りしているこのお店は、クラシカルな街にありながら、温かいバイブス。以前早めの夕食にうかがった際に、時差ぼけで眠気に襲われた娘が、うとうとしながら、そのおいしさに必死に目を開けてステーキを食べようとしていたことも(笑)。『パパのステーキより美味しい!』と言われるほど心に残った一皿になりました。もう一つの行きつけは、代々木八幡のビストロ『ル・キャバレ』。地元民じゃないのに、行くと必ず顔見知りがいる。居合わせた人と交流したくなるような親しみのある雰囲気のせいでしょうか。マッシュルームサラダとワイン、そしてここのステーキも素晴らしいんですよ」
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Illustraion_Erika Horiuchi Text_GINZA