街に出れば右も左も観光客!な2025年の東京。彼らの視点を通して慣れ親しんだこの街を見てみたら?海外を拠点に活動するデザイナーやスタイリストに、お気に入りの過ごし方を教えてもらいました! #海外クリエイターに聞く、東京の楽しみ方
〈プラン シー〉カロリーナ・カスティリオーニに聞く、東京の楽しみ方
クリエイションのヒントを探しに、仕事でもプライベートでも繰り返し訪れる

〈プラン シー〉クリエイティブディレクター
CAROLINA CASTIGLIONI
クリエイションのヒントを探しに
仕事でもプライベートでも繰り返し訪れる
ワークウェアに着想を得たディテールに、ミラノブランドらしいユーモアとレディなエッセンスを足したデザインが支持を集める〈プラン シー〉。ブランドを率いるカロリーナさんにとって、東京はひらめきを求めてたびたび足を運ぶ旅先だ。「到着したらまず、青山や渋谷のショップを巡りリサーチ。それから、下北沢で古着屋さんを巡ることもあります。ただ道行く人々を眺めているだけでも、日本に住む男女の装いに魅了されるんです。実用性とクリエイティビティを兼ね備えているところが、他とは違うなと感じます。作業着にとても興味があって、東京では専門店を訪れることも。他の都市ではなかなかそういうお店ってないんですよ」。都内を歩き回る日は、「GREEN HOUSE」(旧TEA HOUSE南青山本店)に寄ってランチを。「シンプルでありながらお花にあふれた空間に、癒やされます」。これまで何度も日本を訪れる中で、過去には微笑ましいハプニングもあったと振り返る。「母親と一緒に東京に来たときのこと。別行動をした1日の終わりにホテルで再会したら、同じお店に行っていただけではなく、なんと私の娘マルガリータのために全く同じ洋服を買っていたんです(笑)!」
Illustraion_Erika Horiuchi Text_GINZA