世界で活躍するあの人、今注目のあの人、センスのいいあの人たちは、 いつも何を身につけているのだろう?オフィスやアトリエ、ショップを訪ね、 愛用品を見せてもらい、それにまつわる話を聞いた。
グラフィックアーティストVERDYがいつも履いてる、こだわりのボンデージパンツ

VERDY
グラフィックアーティスト
ボンデージパンツ
毎季素材や色柄違いで販売されているフィンガリンの定番アイテムです。デザイナーの小林資幸さんとは上京してすぐに知り合い、話に引き込まれました。僕は、かっこいい人がデザインするブランドを着たい。高校生の時からパンク好き、ということもあり、3年前ぐらいに初めて買いました。
海外で時々このパンツをはいていたら皆から「どこの?」とよく聞かれる。日本には新しいブランドがたくさんある、ということを紹介できるし、それから買い続けるようになりました。好きが高じてコラボレーションもしたんです。チェックのネルの生地で作ってもらいました。
キャップにTシャツかスウェットで、フィンガリンのボンデージパンツにナイキのスニーカー、というのが自分にしっくりくる、ユニフォームみたいな組み合わせです。トップはいつも黒なのですが、バウンティーハンターを手がけるヒカルさんの影響。売れない頃から応援してくれたので、スニーカーはナイキと決めています。見た目がいいだけでは僕は手にとりません。コラボをする時と同じで、自分の中のストーリーとちゃんと合致しているブランドを選ぶようにしているんです。
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VERDY
1987年、大阪府生まれ。インスタグラムでの発表をきっかけに、「Girls Don’t Cry」などのプロジェクトが世界的に人気を博す。東京とLAをベースに活動している。
Photo: Reiko Touyama Text&Edit: Itoi Kuriyama