祖母や母の宝物だったブローチを、いつもの服にコーディネートしてみたら?世界にたったひとつのジュエリーがつなぐ、おしゃれのストーリーを取材しました。
小さなブローチの物語。ジュエリーデザイナー・宗形あやみさん
宗形あやみ/ジュエリーデザイナー
「商社で働き、いわゆる“バリキャリ”だった祖母。雑誌で見かけたブローチにひと目惚れしたものの日本では買えず、似たデザイン(写真左)を購入したと聞きました。ルビーの目をしたワニ(写真右下)は、現役のジュエリーデザイナーでもある母がデザイン。初めて訪れたヨーロッパで、クロコダイルのバッグを持ち、ピンヒールで歩くおしゃれな女性に衝撃を受けたことがきっかけで、作ったそうです。私はチョーカーにワニを通し、おそろいのバングルを腕に。サックス奏者のタックピンは、ジャズが好きな父に母がプレゼントしたものです」
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宗形あやみ
東京都生まれ。〈AYAMI jewelry〉〈SARARTH〉のデザイナーを務める。2022年12月28日、伊勢丹新宿店 本館1階に〈SARARTH〉初の直営店をオープン。
Instagram→ @ayamimnkt