ますます増える東京の古着店から、すぐれた審美眼と豊富な知識が魅力的なショップをエリア別に厳選。個性きわだつセレクトの基準と、今のおすすめを聞きました。三軒茶屋から世田谷にかけての住みやすさに+α。下町風情が残る一帯の心地よさに気づいた、おしゃれ玄人たちによって発展中!#GINZAガールの古着店38
世田谷「YAURAN」で名前や希少性にとらわれない本質がいい服を
GINZAガールの古着店38 vol.16
[世田谷]
YAURAN

メンズ特有の審美眼で女子も好きなものを集約
店主は池尻の「ハグレ」で経験を積んだ稲葉大輔さん。メンズが軸だが、小さいサイズのTシャツやスウェットを好み、取り入れるうち、性別問わず支持を集めるように。「名前や希少性にとらわれず、フラットな目線で本質がいい服を探しています」。バイイングトリップは年4回、アメリカ西部を北から南まで広範囲に縦断。「ファッションが多様化する以前の60年代後半から70年代初頭に生まれたデザインが狙い目」なんだとか。普遍性がありながら細部の遊びが効いている、いい意味で一筋縄ではいかない古着をラインナップ。


Photo_Kanta Torihata Styling_Tomoko Sugiyama (object) Text&Edit_Erina Ishida