この前、タクシーに乗ったのです。
映画を見て、資料を取りに行って、次の予定にギリギリになってしまったので。すると、運転手さんに「焦ると、危ないですよ」と、たしなめられてしまいました。道端で止めず、タクシー乗り場からちゃんと乗ったのに?
「世の中全体がセカセカしていて、余裕がないように感じる」とおっしゃいます。確かに、その通り。せっかちな私も反省しまして、道行く人を観察することにしたのです。
あくまでも個人の体感ですが、「セカセカさん」は全体の1割くらいです。なるほど、ほんの一部の人の焦る感じが全体を狂わせているのですね。
余裕を持ち、ゆっくりと生きられたら素敵ですが、でも、これくらい本気で予定を突っ込まないと、『福田村事件』は見逃してしまうのですよ。映画公開から1カ月経ってやっと劇場に足を運べたのです。
これ、どうすればいいのでしょう? いろいろ諦めて、ゆとりを持つべきでしょうか?