「ととのう」のはいいのだけれど、サウナにはどんな人が集まってるの?その後のスキンケアやメイクはどうしてる?手ぶらで行っても大丈夫?周辺環境なども気になるのがレディというものでして。
サウナーへの道 すべすべお姉さんになりたぁーい! part.4 女子に特におすすめしたいサウナ

みんな修行をしていたわけじゃなかったのねぇ。熱い個室で繰り広げられていたのはがまん大会ではなかった。快楽へのホップ、ステップ、ジャンプだったのだ。この気持ち良さを分かる前まではとろけそうな顔になって出てくる人々の気持ちが1ミリも理解できなかったけれど、いまなら出てくるみなさんと親愛の握手とハグを交わした後にサウナ室で語り合いたいくらい。大げさではなく、世界が変わりました!カラダも軽くてやわらかいし、うまく理由は説明できないけれど幸せな気持ちに包まれている。
湯上りにぼーっとしていると「あら、もう出たの?ちゃんとサウナで温まった?ここの特に高温だからいいでしょ~。また来てね!」と気さくに話しかけてくれるお母さんや、好物の焼き魚について語り合ったあと、バイバイの代わりに「おやすみなさ~い」と挨拶し合う(初対面の私にも)おばあちゃんたち。はたまた脱衣場でアメちゃんを配ってくれるご近所さん。など、お客さんのあたたかさにもほっこりする。
ご常連の人情にも支えられて順調にサウナーへの階段を上がれそうです!と、思ったもののひとつ大事なことを忘れておりました。そう、スキンケアとすっぴん問題ですよ。これまでの銭湯ライフでは備え付けのケア用品で手入れして、ノーメイクで帰るというのが定石。でも、ととのい後って毛穴の中からデトックスされてる気がするから、お気に入りを使いたい!
ということで、手入れ用にオーガニックブランドのトラベルセットを携帯するように。髪と顔も洗えるオールインワンソープもゲット♡。サウナ上がりは高温によって髪は乾くため、全身に塗布できる椿オイルも常備。切れ毛を防いでくれるつげ櫛で手入れしている。また、すっぴんをごまかすテクとしてまつエクを装着。浴場のメイクルームでも8割の人がまゆ毛だけは描いて帰っているので、私もそうすることに。あとはキャップをかぶればIt’s オーケ~!!仕事の合間に行く場合はBBクリームを塗る。ととのい後は内側からツヤがにじむので、薄メイクでもモウマンタイ(注:個人の感想です)。デート前に駆けつけるといいかも♡。あ、あと水分とサウナによって失われたナトリウムとビタミンCの補給は忘れずに。ちなみに、サウナーで弊誌のwebディレクターKOさんの帰り道はすっぴん100%!「だって誰にも会わないじゃないですか」。さすがの潔さです。
乙女のツボをおさえている3泉
ドシー 恵比寿
住所: 渋谷区恵比寿1-8-1
TEL: 03-3449-5255
営業時間: 13:00~翌9:00(最終受付8:00)
休: 無休
入館料: ¥1,000~(最初の1時間、以降¥500/1時間)
Spa LaQua
住所: 文京区春日1-1-1 東京ドームシティLaQua5〜9F(フロント6F)
TEL: 03-3817-4173
営業時間: 11:00~翌朝9:00
休: 不定休
入館料: 18歳以上¥2,640(ヒーリング バーデ+¥800 *18歳未満は利用不可)、 6~17歳¥1,900(保護者の同伴で18:00まで利用可能。最終入館は15:00)
ルビー パレス
住所: 新宿区大久保1-12-2
TEL: 03-5272-0080
営業時間: 24時間営業
休: 無休
入館料 ¥1,000~(2時間)他、プランあり。
*3施設の入館料はすべて税抜き表示です。
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鬼頭祈
日本画家/イラストレーター京都造形芸術大学 日本画コース卒業。日本画の技法を生かし、小人や苺をモチーフにした現代的な絵画を制作。画家として国内外の個展を中心に活動。サウナ好き。
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松岡真子
ウェルネスとカルチャー周りをウロつくライター。PMSでぐらつく時期にはよもぎ蒸しサウナで養生。一般のおくすりを扱える登録販売者でもある。