好奇心あふれる無国籍ディスプレイ
川島あぐり
エディター
心をくすぐるものと出合ったとき「迷ったら買い!」が川島あぐりさんのスタンス。調達先はおもに海外で、家の中はキッチュなお土産からユニークなぬいぐるみまで、夫と集めた楽しいアイテムでいっぱいだ。それでいて、不思議と雑多な感じがしない秘訣は、「細かい雑貨がゴチャゴチャ見えないよう、家具で中和させている」から。テレビ台やガラスケースなど、目につく収納を印象的なテラコッタに近い赤にペイントし、統一感を持たせている。
アートディレクターの夫とは、趣味の本や音楽を通じて知り合ったということで、リビングの好位置にターンテーブルがあるほか、廊下のラックには雑誌や文庫、CDがぎっしり。このラックも同じペイントを施したDIY。壁面もくまなく活用し、部屋中カルチャー祭り!膨大な情報量を包括するエディット力が見事だ。
「洋服も大好きだけど、増えすぎたらフリマなどで循環させています。インテリア雑貨のほうは、なかなか手放せなくて。旅先で買った、二度と手に入らないものばかりだからかもしれません」