GINZA読者の参加型・連載企画「CHARMING BUSTERS CLUB(チャーミング・バスターズ・クラブ)」がスタート!メンバーに選ばれた5名と一緒に、ファッション&カルチャーの情報を発信していきます。7月の彼女たちのダイアリーは?展覧会や気になるコスメ情報もチェックしてみて。
7月のCHARMING BUSTERS CLUB DIARY。チャーミング・バスターズ・クラブ5人の今月をSNAP!

CHARMING BUSTERS CLUBって?
“CHARMING BUSTERS(チャーミング・バスターズ)”とは、90年代のアメリカで使われたスラングで、なぜか惹かれてしまう人気者のこと。おしゃれでその存在が魅力的なGINZAガールズを敬意と親しみを込めて”チャーミングバスターズ”と呼び、毎月本誌にも登場しています。
ginzamag.comではそのシスター版として「CHARMING BUSTERS CLUB(チャーミング・バスターズ・クラブ)」が発足!日々、好きなモノ・コトに邁進する5人のメンバー。それぞれが撮影した写真と共に、徒然なるダイアリーを紹介します。

CHARMING BUSTERS CLUBの花ちゃんと「Restraunt Kabi」に。出てくるもの全部が美味しい!MVPは子羊の煮込みとデザート。子羊の煮込みは、ナッツやハーブのペーストをつけながら。「こんなにも柔らかい肉があるのか」と!デザートは、ブルーベリーソースとライ麦アイス。ブルーベリージャムトーストをアイスにしたような感覚で、甘くないのが高ポイント。私たちの美食の旅はまだ始まったばかりです。

最近ハマっているおやつたち。オマーン人の友達から、デーツの中にナッツやチョコが挟んであるお菓子をもらってから、どハマり(写真右)。繊維がいっぱい入っているのでお腹の調子もよくなって一石二鳥です。写真左はオーストラリアでずっと気に入って食べていたビスケット(このせいで昔8キロも太った……)。日本に帰ってきてからずっと探していたのですが、なんと近所のローソンにで見つけてしまいました。アブナイ。

話題の美術展『ファッション イン ジャパン 1945-2020』をのぞいてきました。会場には服だけでなく、化粧品やポスターなどがわかりやすい説明と共に、時系列順に展示されていました。写真がまだ高価だった時代の、全てイラストで構成された『装苑』の創刊号が置いてあったり。私の生まれた年に撮られた渋谷のスナップは、やまんばスタイルとルーズソックスで溢れていました。さらっと見るつもりが、気がついたら閉館時間過ぎていて、図録を買って慌てて外に。帰宅後、親に図録を自慢すると、「あ〜懐かしいわ〜」と自分のアルバムのように眺めていて、私も後50年後、同じ事を言うのが楽しみだなと思いました。
本展のginzamagの詳しいレポートはこちら。

写真好きのボーイフレンドから、とっておきのプレゼントをもらいました。Jurgen Teller (ユルゲン・テラー)の写真集。彼を知ったきっかけは、青山ブックストアで〈ヴィヴィアン ウェストウッド〉とのコラボ写真集を見た時。衣装、ポーズ、プロップは一見驚くものが多いのですが、でも、ジーーーっと眺めていると、どこか品性が感じられるから不思議です。写真集冒頭のインタビューを読むのも楽しみ!
脇嶋のに花

私が代表を務めているインカレッジ団体「Keio Fashion Creator」のOB、平沢幹太さんのブランド〈UNFOLLOW〉の展示会にお邪魔しました。生地の選定〜生産までを1人でハンドリングしているそうです。思わず購入した素敵な白シャツをご紹介。元々、私は“白シャツ”というアイテムが大好きです。なぜなら、気品があって、大人の世界に入り込んだような、背筋が伸びる感覚になるから。そのアイテムを身に纏うだけで少しだけ特別な気分を抱くことのできるアイテムって魔法のようで、不思議です。今回購入した白シャツの1番の魅力は、ポケットがついているところ!しかも思った以上に大きいので、手ぶらでお出掛け可能。その割には全く着膨れしません。白シャツを探している方には一推しアイテム。要チェックです。

先月のDIARYでもトランプの紹介をしましたが、今回は私の1番のお気に入りヴィンテージトランプを。こちらは1960〜1970年に上海で製造された「LION」という名前のトランプ。3年前に代官山で開催されていた骨董市で見つけて、色褪せたターコイズブルーの箱と未だに美しくゴールドに輝くライオンのイラストに心惹かれ即購入しました。元々トランプはヨーロッパ発祥のカードゲームという説が有名ですが、1900年代の上海は「東洋のパリ」と言われたように上海でも欧州文化のトランプ生産が行われていたのかもしれません。英語と中国語の混ざったジョーカーの珍しいデザインはもちろん、異文化を感じさせるニューレトロなアイテムでお気に入りです。

先月、21歳を迎えた私。「この一年はエレガントなカッコいい女性を目指したいなあ」とぼんやり思っていたところ、親友がそんな気分にぴったりの誕生日プレゼントをくれました。〈hince〉の「NEW DEPTH EYESHADOW PALETTE」です。メイクアイテムにはとことん疎い私でもパレットを開けて配色を見た瞬間にテンションは爆上がり!どのカラーもセンシュアルで絶妙な可愛さですが、特にふんだんにラメが使われているカラーは少しつけるだけでもその日のポイントになるくらいキラキラ輝きます。そんな夢の詰まったパレットのご紹介でした!
清水花

誕生日プレゼントで友達から砂時計を貰いました。見た目もシンプルでどんな部屋にも合いそうです。45分間計ることができて、この砂が落ちていく間だけは、部屋で何気なく過ぎる時間が不思議と大切な感じがします。毎回逆さまにする度に、時間をプレゼントしてもらった気分。眠くなるのを待ったり、ただ眺めていたり、計るだけじゃない、いろんな時間が生まれそうな予感。

「Bunkamura ル・シネマ」でエリック・ロメールの『クレールの膝』を鑑賞しました。主人公の膝フェチのおじさん・ジェロームがバカンス中に出会う人々と、それぞれの会話で進んでいくお話。聞いていて面白いのもあればつまらないのもある。でも、それを含めてバカンス映画。垂れ流しにされる時間を眺めているのも悪くないんです。気持ち悪さとアヌシー湖の景色の美しさのバランスが会話をより面白くしていたのかもしれません。夏休みはバカンス映画で夏の気分を味わいたいです。

CHARMING BUSTERS CLUBの可児ちゃんと目黒にある「Restraunt Kabi」に。実は私たち生年月日が一緒なんです! それもあってお互いの誕生日を祝って、気になっていたお店で食事をしてきました。どの料理もひとつひとつ凝っていて味を楽しめるのはもちろん器も綺麗で食べ心地がさらに良くなる。夏野菜のサラダに入っていたチーズが美味しくて薫製や発酵食に興味深々に。可児ちゃんは楽しみにしていたライ麦のアイスを素早く頬張っていました(笑)。
中山ヴェロニカ双葉

普段はもっぱら玄米派ですが本当はパンも大好き。日頃あまり食べないので、パンを食べる時は贅沢な気持ちになります。そんな時に行くお店が、三宿の「ブーランジェリーボネダンヌ」。フランスで修行を積んだオーナーシェフが営む小さな可愛いパン屋さんです。こちらのあんバターと鯖サンドが最高!それと、パルミジャーノレジャーノがイチ推しです。この日はブリオッシュナンテールを季節限定のルバーブのジャムと一緒に。至福の朝。

スイスから来た友達が教えてくれた、ナチュラルコスメブランド〈DUMATO〉。アマゾン原産の植物を使って、スイスにあるラボでハンドメイドで製造しているそう。パッションフルーツエキスやピンククレイなど、日本であまり見かけない希少な原料を使っていて、使い心地も最高。全身に使えるバームがお気に入りです。まだ日本では展開されていませんが、上陸が楽しみです!

音楽を聴くときはSpotifyをヘビーユーズしています。おすすめされた曲で自分的ヒットする事もしばしば。最近流れてきた民謡クルセイダーズの『炭坑節』は、一気に夏の盆踊り気分にしてくれて最高です。
乙部真麻

2月から制作していた文化学園大学のファッションショーがついに完成しました。コロナの関係で映像撮影となってしまったけれど、とても良いショーを制作できました!7月30日からYouTubeで公開されます!約5カ月の制作期間で辛いことも楽しいこともたくさんあって、本当に良い経験ができました。

マイブームのお酒、ル・ビルルです。フランス産の栗とリンゴのリキュール。普段はあまり甘いお酒を飲まない私でも飲みやすくて、炭酸やスパークリングワインと割って飲んでいます!

2020日米芸術家交換プログラムの一環のエキシビション『旅はすみかーJourney Itself Home』展をお手伝いさせてもらいました。カリフォルニアを拠点にするアーティストユニット、marksearchgと世田谷在住のメディアアーティスト、阿部浩之と遠藤夏香による作品です。

東日本大震災から10年。被災地の方の声を題材にした作品で、「どのような音を聞くと安心しますか?」などの問いかけを集めたプロジェクトです。録音したやりとりは「音の俳句」として、写真の「声の記念碑」に刻まれています。様々な街に設置して、通りがかりの人の反応を撮影した記録はこちらから。震災から10年。震災を知らない人たちが増えていく中、改めて当時を振り返り、伝える作品だなと感じました。