この冬、これがあったら素敵、幸せになるモノやコトを、 それぞれのジャンルにアンテナを張る10名が選び、なぜそれが2016年の冬に相応しいか?じっくりとその理由を語っていただきます。
GINZAが考える『この冬にしたい10のこと』 – 03: 大台前夜の変身計画

編集KS
「大台前夜の変身計画」
大台イヴ、最後の冬がやってきた。
いくつになっても、何を買っていいのか迷ってしまう。相も変わらず似合うメイクや髪型が分からない。ギンザ編集部員がこんなことでいいのだろうか。そんなモヤモヤを抱えていたとき、知人のマギーさんがイメージコンサルタントとして独立されたと聞き、サロンにお邪魔してきました。目的は「骨格診断」を受けるため。
普段私たちが誰かを思い浮かべるときって、”小柄で華奢な人”、”がっちりした人”などなんとなくのフレームで捉えていることが多いですよね? この印象は年齢を重ねても、痩せても太っても、あまり変わらないそう。本来持っている骨格という財産を、美容とおしゃれに最大限に生かそうというのがマギーさんのセッション。
約2時間のセッションでは目から鱗が落ちることばかり。カジュアルな服だとだらしなく見えてしまうタイプ、レースやフリルなど甘いディテールはNG...など歳を重ねて似合わなくなったのではなく、「最初から似合っていなかった」。わはは!そっかそっか。逆に似合うのはシンプルで上質な服と素材。引き算、命。さようなら、ハズしアイテムやカジュアル路線。畳んで置いてある服より、ハンガーにかけてある構築的な服が似合う、なんて実践的なショッピング術も教えてもらいました。
人の意見なんか気にしないで好きな服を着たらいい。基本的には、私もそう思ってます。でも「その服似合うね」って褒められた日は一日中気分がいい。自分の”好き”なものと、客観的に”素敵”に見えるもののベストなバランスをそろそろ真面目に追求してみようと思ったのでした。しかも、服の見極めが早くなり、無駄な買い物をしなくなる、よって時間とお金の節約になる。年の瀬ですもの、一生の財産になるこんな投資、おすすめです。
目で見て、「触診」してその人の身体の個性をつかんだあと、様々な体型やファッションの具体例をずらりと並べたボードを見ながら似合う服や小物を探っていく。「どんな風に見られたい?」「どんな自分でいたい?」などと話すうち、自分を知って客観的にアドバイスしてもらう作業って、なんだか占いにも似てるなと思いました。
友人の紹介で知り合ったマギーさん。NYでファッションを学んだ後デザイナーとして働き、その後ブティックを経営されていたおしゃれのプロ。サロンに飾られているのは、息子さんによるマリリン・モンローのイラスト。ホクロを最大の魅力に変えたマリリンのイメージ戦略は、サロンのコンセプトにぴったり。
Styled by Maggy
骨格診断のほか、パーソナルカラー診断、黄金比率メイクレッスン、同行ショッピングもある。完全予約制。価格や内容はHPで確認してください。
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編集KS
12月12日発売号の別冊「仏様特集」ぜひ読んでくださいね。 年末は、ひと目惚れした覚園寺の薬師如来様のもとへ、無事に過ごせたお礼を言いに行きたいです。