スポーツも海もフェスも“キレイ”を高めながら思い切り楽しみたい人へ。紫外線対策からヘアケア、落ちにくいコスメまで、この季節こそ取り入れるべき最旬のメソッドをピックアップ。#太陽と仲よく。active beautyにシフト! 今回は、スポーツの世界に生きるプロが、気持ちを高め汗や日差しに抗うために実践しているヘアメイクを激白。
プロクライマー野中生萌に学ぶ“勝ち”ヘアメイク
髪色とアイラインがやる気スイッチ!

プロクライマー
野中生萌
髪色とアイラインがやる気スイッチ!
銀メダルに輝いた、東京オリンピックでの勇姿も記憶に残る野中さん。急傾斜をぐんぐん駆け上がるダイナミックな動きとヴィヴィッドな髪、くっきりしたアイラインのコントラストは、見る者にすがすがしく鮮烈な印象を刻んできた。「普段、髪はブリーチしているだけですが、試合前は必ずカラーをチェンジしますね。色が変わるとマインドも切り替わり、勝負モードになります。顔に髪がかかると競技に差し障るので、束ねるのも必須。ただ引っ詰めるのではなく、サイドは編み込んだり。ビーズをつける選手もいますし、クライミングには髪で遊ぶ文化が定着しているように感じます」。

パワフルな目元もトレードマーク。「ラインは常に跳ね上げに。これをやらないとスイッチが入らずだらだらしてしまう(笑)。よく使うのは〈ケイト〉のリキッド。あと、眉にはそのときの髪色に合わせてカラバリ豊富な〈キスミー〉のアイブロウマスカラを塗っています。ファンデは耐久性に優れ、ダークトーンもある〈メイクアップフォーエバー〉などがお気に入り。このあたりを丁寧に塗っておくとクライミングをしてもメイクが崩れることはほぼなく、激しく動く日中も、お直しいらずで過ごせています」
Photo_Kanta Torihata, Aflo, Getty Images Collage_Karin Text&Edit_Chihiro Horie