昔ながらのアーケード商店街、古着屋やレコードショップが軒を連なるアメリカ村、グリコの看板でおなじみの道頓堀川など、つねに観光客と地元の老若男女が行き交う繁華街。大阪・ミナミの新たなシンボルとして、心斎橋PARCOがオープンしたのはちょうど1年前のこと。11月の開業1周年を祝して、いま館内では見どころが満載!という情報を聞きつけ、さっそく心斎橋PARCOを訪れてみた。
心斎橋PARCO開業1周年! 最先端のウェルネスモールや脳を刺激する展覧会へ出かけよう!

心斎橋PARCO1周年の広告は、ファッション、アート、カルチャーの要素が詰まったパルコらしい、遊び心あふれるアートワーク。シャンパンゴールドのダイヤ柄が施された衣装にもご注目を。スタイリスト山本マナさんが〈POTTO〉のデザイナー山本哲也さんと一緒に、周年のお祝いムードをイメージして、撮影のために作ったものだそう。
館内やWEBでは、心斎橋の街中で撮影したというムービーが放映中だ。GINZAでもおなじみのメイクアップアーティストUDAさんが手がけたヴィヴィッドなメイクは一度目にしたら頭から離れない。
4Fの「SKiiMa Gallery」で開催されているアートイベントも見逃せない。10月に渋谷PARCOで開催され、70組以上のクリエイターが集結したカルチャーイベント「P.O.N.D.」が関西に巡回中。グループ展「P.O.N.D.mini」として、立体、油画、映像など、5名の作家による作品が〜30日(火)まで展示されている。
新たに10Fにオープンした医療ウェルネスモール「Welpa」にも興味津々。ここは、忙しく働く20〜40代の女性に必要なヘルスケアや、気軽なボディチェックが叶い、話題のフェムテックグッズを買える環境が整っているスポット。すでにご存知かもしれないが、フェムテックとは、月経や妊活など女性が抱える健康の課題をテクノロジーで解決するサービスやプロダクトのこと。興味はあるけど、なんだか難しそう…なんて思っている人は、ぜひ「Welpa」に立ち寄ってみることをおすすめしたい。PMS(月経前症候群)やデリケートゾーンの悩みなど、普段のモヤモヤを解消する良い機会になるはずだ。
現在準備中のレディースクリニックや皮膚科、歯科クリニックが本格的にオープンするのは12月予定。ちょっとした不調を感じたとき、ショッピングのついでにスマートフォンで予約、決済できるので、後回しにしがちなセルフケアがぐっと身近なものになりそう。
アート鑑賞やボディメンテナンスで頭と体がほぐれたら、道頓堀に負けないくらいの活気であふれる地下のネオン食堂街へ。1周年の39(サンキュー)メニューと称して、39円(!)や390円のプチプライスで食べられる期間限定メニューがあるというので食いだおれの予感。大阪を訪れたらぜひ、お祭りムードに包まれた心斎橋PARCOに立ち寄ってみては?