ますます増える東京の古着店から、すぐれた審美眼と豊富な知識が魅力的なショップをエリア別に厳選。個性きわだつセレクトの基準と、今のおすすめを聞きました。トレンドと懐かしさが混じり合う大人の街にも、古着の波が続々と。公園や商店街の散歩がてら、ふらっと立ち寄りたい。#GINZAガールの古着店38
代々木八幡「sinot」には200年以上前の“ボロ”などミュージアム級の品も
GINZAガールの古着店38 vol.11
[代々木八幡]
sinot

アイテムも内装も新旧ヨーロッパをぎゅぎゅっと凝縮
オーナーの木村謙太さんと野口尚史さんは中学校時代の同級生。二人とも北海道出身で、店名は遊ぶという意味のアイヌ語から。20世紀のユーロヴィンテージを中心に、200年以上前の“ボロ”などミュージアム級の品もあることで知られている。オープン時はメンズのみだったが、昨年よりウィメンズも開始。買い付けを担当する木村萌さんは「女性ものはジャンル問わず多彩な提案を」と話す。その言葉通り、並ぶのは欧州のオートクチュールからカジュアルまで種々さまざま。いずれもビビッとくる独創的な形や柄の逸品ばかりだ。


Photo_Kanta Torihata Styling_Tomoko Sugiyama (object) Text&Edit_Shoko Ema