前作『あのこと』では、法律で中絶が禁止されていた1960年代フランスで、望まぬ妊娠をした大学生のたった一人の闘いを圧倒的没入感で描いたオードレイ・ディヴァン。彼女が1974年に『エマニエル夫人』として映画化された官能小説を新解釈したのが、『燃ゆる女の肖像』や『TAR/ター』で知られる俳優ノエミ・メルランを主演に迎えた『エマニュエル』(1月10日公開)だ。舞台は現代、ホテルの品質調査の仕事をするエマニュエルが、香港の高級ホテルに滞在し、査察をするなか、自身の内なる欲望を自覚する。第37回東京国際映画祭で来日していた彼女に、観る者をエマニュエルの感覚世界に導く映像制作の秘訣について聞いた。
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