京都通信でおなじみのライターYが、ハワイでバケーション。久々のオアフ島でのあれこれを、前後編の3本立てでお届け。中編は、現地で出会ったイケてるショップについて。実際にゲットした戦利品たちもご紹介しちゃいます。前回は〈サステナブルで“マラマ”なハワイ旅〉。
ライターYのハワイ通信vol.2〈ヴィンテージからスーパーまでハワイでかわいいものハント〉ライターYの京都通信 番外編

せっかくハワイに来たのだもの、お買い物も満喫したい!ハワイアンドレスも欲しいし、スーパーのプチプラ服もチェックしたいよね。ということで、まずは大好きな古着を掘るべく、ヴィンテージハントへ。実際にホノルル中を歩いて探したイケてるお店はこちら。
チャイナタウンの〈SINGLE DOUBLE〉は
服と小物、インテリアまでザクザク掘れる。
John EsguerraとJustin Nakasone、2人のオーナーが営む〈SINGLE DOUBLE〉。特にメンズアロハシャツの品揃えが豊富で、性別を問わずに着られるサイズ感のものもたくさん。奥のラックにはハワイアンドレスの掘り出し物も並んでいて、私はマキシ丈のドレスをゲットしました。
NPOが運営するジェネラルストアが
ヴィンテージ服の隠れた宝庫!
前編でふれたジャック・ジョンソンが主宰するNPO「Kokua Hawaii Foundation」の施設内に先日オープンしたジェネラルストアは、ヴィンテージのドレスやキッズ服も豊富。ノースショア・ハレイワの人気ヴィンテージショップ〈BACK IN THE DAY HAWAII〉のアイテムも揃っていて、お値段も控えめなのが嬉しい。
国内外のブランドをハワイらしくセレクト。
リゾートウエアなら〈at Dawn. O’AHU〉へ。
〈at Dawn. O’AHU〉は日本人オーナーEriko Trimbleによるセレクトショップ。リゾート感が強すぎず、デイリーにも使えるものが多く揃っていて、日本に帰った後も違和感なく使えそう。近くに大きな〈ホールフーズマーケット〉があるので、時間の限られた旅のショッピングの動線的にもGOODです。
「ムームーの生き字引」が営む〈DeStash Hawaii〉は
オフィスビルの一室の小さなパラダイス!
ヴィンテージのハワイアン・ムームーを探すなら、ココは絶対外せない!コレクターとして知る人ぞ知る存在のLei Battyさん、通称Aunty Lei(アンティ・レイ)が5年前にオープンした〈DeStash Hawaii〉は、静かな住宅地のオフィスビルの一階という隠れ家感のある店。決して広くはない空間に、ムームーやアロハシャツ、ドレス、ハワイアンファブリックが所狭しと。柄モノ大好きな私のテンションはブチ上がり!
あの有名人も行きつけ!ストリートブランドや
ハワイ大モノが豊富な〈HARBORS VINTAGE〉。
ハワイのヴィンテージショップの中でも、ストリートやスケートカルチャーにフォーカスしているのが〈HARBORS VINTAGE〉。セレクトの基本は80年代から90年代で、バンドTやスニーカー、ハワイアンのセカンドハンドをピックアップしているのだとか。もともとノースショアからスタートして、カイムキをへてホノルル・ベレタニア通りへ。昨年ワイキキビーチ近く、ロイヤル・ハワイアン・センターにも姉妹店がオープン。顧客には有名人も多く、ジャスティン・ビーバーもハワイ滞在中には足繁く通ったのだそうな。
プチプラ狙いならリサイクルショップへGO!
とりあえずは〈救世軍〉と〈グッドウィル〉。
ハワイやアメリカ本土を旅する時は、必ずローカルのリサイクルショップをのぞくようにしています。そうすると、古着の相場もなんとなく掴めるし、何よりも地元の人たちの生活を覗き見できるようで面白くて。ハワイのスリフト系はいくつかあるけれど、とりあえずは〈サルベーションアーミー(救世軍)〉と〈グッドウィル〉の2大巨頭をおさえておけばよいかと。品揃えの良し悪しはタイミングと運。ステキなものに巡り会えたらラッキー、そうでなくてもガラクタハント気分で。
スーパーの激安服も侮れない!
狙い目はキッズとスポーツ系。
物価高、円安のダブルパンチなハワイでのショッピングにおいて、スーパーやアウトレットショップは正直かなりの救世主。キッズサイズのシャツやアンダーウエアなら、10ドル以下で使えそうなものが手に入ります。街中にあるアウトレットの大型店では、ヨガやジム用のウエアを狙うのが正解かなと。
旅の出会いは一期一会というけれど、ハワイのショッピングはグッとくる出会いがいっぱいで、時間がいくらあっても足りません……!次回、最終回は食いしん坊日記。滞在中に食べた、お土産買いしたスイーツをレポートします。
Special thanks: JAL、Hilton Grand Vacations, Hawaii Tourism Japan
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Hiroko Yabuki
エディター・ライター。『POPEYE』『BRUTUS』などで編集・ライティングを手がける。通訳案内士のラインセンスを持ち、海外アーティストのインタビューや撮影コーディネーションも行う。