古都京都の美しさが残る新門前通り祇園白川の傍らにたたずむホテルに、現代における暮らしの作法を提唱する「OGATA」のブティック「OGATA at The Shinmonzen」がオープンした。
京都の祇園に「OGATA at The Shinmonzen」がオープン
〈T., Collection〉の日本茶や〈YOKA〉の香りを販売するブティック
京都の骨董品通りに位置する小さなラグジュアリーホテル「The Shinmonzen」。日本の旅館を着想源に、安藤忠雄が設計した。各部屋からは祇園白川が望めるのも人気の一つだ。
その一階に、誕生したブティックが「OGATA at The Shinmonzen」。
「OGATA」を運営するデザイナーの緒方慎一郎は、「HIGASHIYA」や「八雲茶寮」を手がけたことでも有名。4年前に、フランス・パリに総合的な体験の場となる店舗を構え、日本の伝統文化を発信している。
そんな「OGATA」が、京都のホテルにブティックとして待望の上陸を果たした。
横に広がった建物内は、左右の2エリアに分かれている。
左側は、〈T., Collection〉のブレンドティーをはじめ、羊羹やカステラなどの菓子、急須や湯呑などの茶器が揃う。試飲のほか、テイクアウトも可能。
右側には、陶磁器をはじめ、鐡、錫、銅、漆、硝子、木、竹など、それぞれの素材がもつ新たな可能性を追求した商品がラインアップ。日本の伝統技術によって製作された生活道具のほか、お香を展開する〈YOKA〉のアイテムが並ぶ。
洗練された“和”のブティック。きっと新たな日本の魅力に触れることができるはず。
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Text_Nico Araki