2021年、ブランド創設100年を迎えたGUCCI。アニバーサリーイヤーの締めくくりにふさわしい、その世界観へと浸ることのできる展覧会「Gucci Garden Archetypes」が東京・天王洲で開催されている。13の部屋からなるエキシビションを、クリエイティブレーベル「PERIMETRON」のプロデューサー佐々木集、映像作家OSRIN、グラフィック&プロップデザイナー森洸大、デジタルアーティスト神戸雄平の4名が巡った。細部にいたるまでブランドの精神が宿った空間の連続。クリエイターならではの視点とともに各部屋の見どころをお伝えします。
PERIMETRONと巡る Gucci Garden Archetypes 01

PERIMETRONと13の部屋
13の部屋を4回にわたってご紹介します。
ROOM0-2: 裏側からのスタート
ROOM3-5: LAから東京へ
ROOM6-9: グラフィックの遊び心
ROOM10-12: “ファッション”と対面
Gucci Garden Archetypes展
Archetypesとは、“イメージの源”の意。2015年秋冬コレクションよりアレッサンドロ・ミケーレがクリエイティブディレクターに就任して以来、広告キャンペーンはグッチにとってのArchetypesであった。アレッサンドロによる6年間のキャンペーンのイメージがさらに拡張され、13の部屋として現れた本展覧会では、グッチの源へとより近づき、体感し、思い思いに空想の旅へと出ることのできる贅沢な空間が広がっている。
Gucci Garden Archetypes展
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PERIMETRON
2013年、音楽家常田大希がYouTubeチャンネルを開設、映像を公開し始める。2016年、プロデューサーの佐々木集と映像作家のOSRINが参加し、クリエイティブレーベルとして始動。グラフィック&プロップデザイナーの森洸大、デジタルアーティスト神戸雄平をはじめ、10名のクリエイターを擁する。King Gnuやmillennium paradeなどのアートワークやMV、ライヴ演出を手がけるほか、多方面との協業も行う。