常に新たなムーブメントを巻き起こしてきた、このメガシティならではのキレイの最前線とは?気鋭ブランドからデコネイルの現在地まで、今のトウキョウを物語る5の事象にフォーカス。#東京ビューティバイブス☆
東京ビューティバイブス☆インディーズブランドが放つTOKYOカラー
前衛的なムードと好感度のバランスが絶妙
街を賑わすのはヘアスタイリストやインフルエンサーによる、パーソナルな感覚を投影させたカラー。2020年の〈アニヴェン〉のローンチを皮切りにインディペンデント系が台頭している。美容ライターのAYANAさんは「個性を出せる前衛的なムードがありつつも清潔感や好感度は残せるバランス」が東京ならではだという。「中でも〈トーン〉とヘアメイクの福岡玲衣さんのコラボ(3の下)は可愛くておしゃれ、なのに尖り過ぎておらず、頭ひとつ抜けたセンスを感じます」。メイクアップアーティストのKie Kiyoharaさん、白石理絵さんが注目するのは意外性のある色合わせも目を引く〈ボウブ〉。「好きなパーツに自由に色を足す、東京らしいメイクを体現できる」(Kiyohara)。さらにシアーなグリッターが秀逸な〈DIDION〉や〈YEAU〉、この春、ハイテクなカラーコスメを発表する〈アーレス〉も、「皆が服に合わせて似合うメイクを追求していて、表現が多様」(白石)なこの街のアティチュードを後押しする存在。

1 YEAU MANHOOD出身のMAYUKAはじめ、東京で活躍するヘアスタイリストたちが始動。「目元や唇など、欲しいところにラメをのせてポイントにできる、ミニマムなスティックがユースフル」(Kiyohara)。グリマー スキンスティック 01 ¥4,070(YEAU) 2 DIDION 上から_「昔のラフォーレ原宿とかSHIBUYA109の熱気を感じさせる。思い切り自己表現できそうだなという、期待感を持たせてくれる輝き」(AYANA)。リキッドグリッター 04 ¥1,650、「淡いパステルカラー。抜け感を出せるし、ファッションにハマる」(白石)。トーンカラーマスカラ 02 ¥1,650(ファッションネット) 3 to/one 上から_KEITA MARUYAMAとのコラボによる、桜から着想を得たハイライトカラー。ペタル フロート ブラッシュ EX08 ¥3,300*限定発売、ペタル フロート アイパレット EX05 ¥4,180*限定発売・なくなり次第終了(トーン) 4 AHRES 紫外線を可視光線に変換してふっくら唇に見せる仕様。ブラックライトの下ではネオンカラーになるのもユニーク。ザ リップ ネオ マニア UB ¥5,500 (アーレス) 5 uneven 「流行だけにとらわれない、自分らしさを演出するためのシェード」(白石)。アニヴェン アイパレット ep-03 ¥2,750(YSI) 6 bobe ファッションブランド〈MECRE〉を手掛けるMAI NAKAHIRAがディレクション。左から_「遊べる色と使いやすいシェードのコンビが新鮮」(Kiyohara)。「寒色なのに程よくなじんで透明感も出せる」(白石)。プレスドアイシャドウ 403 ¥2,420、頰・目元・リップに使えるシアーカラー。スキンカラーバーム 905 ¥3,960*4/4発売(ボウブ)
Photo_Eri Morikawa Text&Edit_Chihiro Horie