７月のエンタメをレビュー！GINZA編集部がレコメンドする展覧会をご紹介。
🎨CULTURE
『民藝 MINGEI─美は暮らしのなかにある』
7月のG’s ART REVIEW
私たちの暮らしにすっかり浸透した「民藝」を、「衣・食・住」をテーマに約150件を通して解明する展覧会。1941年に柳宗悦が日本民藝館で展開した「生活展」を再現するほか、民藝が見出した日本各地の工芸、各国のプリミティブなデザインも紹介する。現在の民藝ブームの先駆者ともいえるテリー・エリス、北村恵子（MOGI Folk Artディレクター）の愛蔵品や、世界各地のフォークアートを現代の暮らしに融合させたインスタレーションもお見逃しなく。
スリップウェア鶏文鉢 イギリス 18世紀後半 日本民藝館蔵Photo: Yuki Ogawa
竹行李 陸中鳥越 1930年代／刺子足袋 羽前庄内 1940年頃 いずれも日本民藝館蔵 Photo: Yuki Ogawa
木綿切伏衣 北海道アイヌ 19世紀 静岡市立芹沢銈介美術館蔵
網袋（鶏卵入れ） 朝鮮半島 20世紀初頭 日本民藝館蔵
小鹿田焼（大分） Photo: Yuki Ogawa
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Recommender：柴原聡子
癖が強い…! 甲斐荘の絵は、某アニメの影響もあり大正ロマン好きに人気という噂。あと、いわき市にある蔡國強がデザインした屋外パーク「いわき回廊美術館」もおすすめです。
