© Alec Soth _ Magnum Photos
写真家アレック・ソス(Alec Soth)が、〈ボッテガ・ヴェネタ/BOTTEGA VENETA〉のSummer24コレクションとともに東京近郊の公園を旅した。2024年3月29日(金)から4月14日(日)まで、東京・表参道の「seeen」にてキャンペーンビジュアルを中心とした写真展「TOKYO PLAYTIME」が開催される。
〈ボッテガ・ヴェネタ〉アレック・ソスとの写真展
マチュー・ブレイジーのデザインを東京近郊の公園で撮影
〈ボッテガ・ヴェネタ〉を率いるマチュー・ブレイジーは、Summer24コレクションでもその豊かな想像力を発揮。インスピレーション源は、冒険とドラマに富んだオデッセイ(旅物語)。広告ビジュアルにて、写真家アレック・ソスがそのエスプリを捉えた。撮影地は東京近郊の公園。色とりどりの遊具がまるでオブジェのように映され、未知なる世界との出合いとそこで生まれるエネルギーが表現されている。
米国出身のソスは、国際的な写真家グループ「マグナム・フォト」に所属。知らない場所へ出かけたときの驚きや発見など、「旅の途中」の感覚を鮮やかに切り取ってきた。今回、そのクリエイションがブレイジーの世界と合わさり、公園を舞台に自由な「プレイタイム」が立ち現れた。岩や動物といったユニークな遊具の造形がフィーチャーされ、そこに〈ボッテガ・ヴェネタ〉のピースが乗る。背景には、生い茂った緑や青空、変哲のない住宅。日本人にとっては見慣れたはずの光景でも、写真を見ていると、どこか不思議な土地に来てしまったような気持ちになる。
展覧会「TOKYO PLAYTIME」では、キャンペーンビジュアルをはじめ、ソスが日本で撮りためた作品も公開される。
また、ソスによる写真や撮影の舞台裏などをまとめたFANZINE(ファン雑誌)も発行。4冊組となって、現実と想像の世界を行き来する旅へと誘う。
身体を使って遊び、試行錯誤を通して自分自身を発見していく。そんな公園というロケーションは、Summer24コレクションのテーマの隠喩でもある。ソスの独創性とブレイジーの世界観を体感できる貴重な媒体となったビジュアルを、この機会にじっくり味わいたい。
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【TOKYO PLAYTIME An exhibition by Alec Soth and Bottega Veneta】
会期_2024年3月29日(金)〜4月14日(日)
会場_seeen
住所_東京都渋谷区神宮前4-13-12 1F/B1F
時間_11:00〜20:00
*入場無料
*〈ボッテガ・ヴェネタ〉公式LINEアカウントより予約受付中。
*写真展来場後に表参道フラッグシップへ立ち寄った場合、ギフト進呈あり(数量限定)。
Tel_0120-60-1966(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)
【FANZINE配布場所】
全国の〈ボッテガ・ヴェネタ〉ストア
*一部対象外店舗あり
小宮山書店
ワタリウム美術館 オン・サンデーズ
代官山 蔦屋書店
*書店では書籍購入の場合数量限定で配布。
Text_Motoko KUROKI