おしゃれを楽しみながら汗をかこう!というムードは、日本に限ったことではありません。カルチャーが違えばこそ、異なる感性で進化したスタイルが生まれるもので、海の向こうに目をやれば、挑戦してみたくなるヒントがきっと。ロンドン、NY、ベルリンを覗いてみた。#アスレチックがとまらないTOPICS
誰もがありのままの自分でいられる場を。スケートボードにおけるニューノーマル「Hera Skate」
ベルリンのアスレチックな最新事情

スケートボードにおけるニューノーマル
「Hera Skate」
女性やクィアのスケートコミュニティが世界的に増え続ける中、ひときわ異彩を放つグループがベルリンにある。それが「Hera Skate」。スケートセッションやワークショップ、キャンプと幅広い活動に加え、なんと郊外にDIYスケートパークを建築中。たまり場の「MBU Skatepark」を訪ねると、グラフィック担当の二人がいたので話を聞いた。同地でもFLINTA+やクィアのスケーターが増えているという。
「ベルリンでも男性以外のスケーターが完全には歓迎されていないと感じることはゼロじゃない。改善されつつあるけど、まだ学ぶべきことは多いです」(パウラ)
「Hera Skate」はエンパワメントの象徴やマイノリティの居場所を守る存在として脚光を浴びる。
「誰もが自由に表現しながら支え合い、ありのままの自分でいられる場、全ての人が心配する必要のない空間を作りたい」(パウラ)
大事なのは、とにかく楽しむこと。レベルも性別も関係ない。
Photo_Rie Yamada Coordination_Tatsuo Hino Text_Yukiko Yamane