炭火屋るぷりん
[銀座]
🍴FOOD
【炭火屋るぷりん:銀座】フードジャーナリスト渡辺紀子お墨付き、東京NEW OPEN
![【炭火屋るぷりん:銀座】フードジャーナリスト渡辺紀子お墨付き、東京NEW OPEN](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fapi.ginzamag.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2020%2F09%2Fb59b2090d824b4c872ec186c058eb6b7.jpg&w=3840&q=75)
レアなお酒と、こんがり おいしいつまみとかき氷
日光の天然氷を用い、桃ソースがた〜っぷりかかった、夢のようなかき氷が登場した。中には、桃のコンポートと北海道・十勝「千年の森」内の「チーズ工房ノチユ」で作られた「十勝シェーブル・炭」とリコッタチーズがしのばせてある。てっぺんには桃がひと切れ。桃好きにとっては天国の味だ。食べ進む途中で、岐阜「アルケミエ辰巳蒸留所」のラベンダー・アブサンをかけて、味変を楽しむのだが、これがもう、ガラリとオトナの味に変わって感動する。大ヒット&行列間違いなし。
2012年、銀座6丁目にオープンした「麦酒屋るぷりん」。あれは東日本大震災の翌年だった。そして、コロナ禍の本年、その2階にもう1軒、「炭火屋るぷりん」をオープンした。不思議な巡り合わせである。8年前は、打撃を受けた日本を応援したいと、食材もドリンクも国産を集めたのだが、そのときの輪が広がり、多くの同世代のよき生産者との出会いもあった。それを生かすべく、2階は炭火焼きをメインとした。香りよく焼かれた、千葉「サンバファーム」の野菜、湘南みやじ豚、北海道のジビエなどと、3階にタップが並ぶクラフトビールの相性は言うことなし。両階ともメニューは同じ。3階は暗めでシック。2階は明るく生き生き。気分で選べるのもうれしい。
ERICK SOUTH
![店内](/wp-content/uploads/2020/01/973111feb394e6f433ceace00fa7c51e.jpg)
🗣️
渡辺紀子
『アンドプレミアム』などの食特集でおなじみのフードエディター&ライター。通称Pさん。国内外の店や生産地に足しげく通う。
Photo: Yoichi Nagano Text: Michiko Watanabe