暑くてどうしようもない日々を救う、爽やかなスイーツたち。ワッと驚く見た目のものから、定番をアップデートしたお菓子、そしてオープンしたばかりの気になるパティスリーまで目白押し。「清涼感たっぷりなキラキラ和菓子」編はこちら。
粒ぞろいのアソート、ニュー吹き寄せ
summer sweets 甘い冒険 vol.2


7
HIBIKA
夏のふきよせ〈ひまわり〉
蓋を開けると、中央には満開のひまわりがドン!パッと気持ちを明るくしてくれる。「HIBIKA」は、春夏秋冬に合わせたお菓子を販売する店。甘酸っぱいレモンのサブレやラムネのメレンゲ、貝殻のクッキーなど、初夏にふさわしい爽やかさを感じる焼き菓子が四角い缶にギュッとおさまっている。ミニ、小、大の3サイズ展開で、販売は6月から8月いっぱいまで。小缶 ¥4,536(HIBIKA)
8
壺中庵
ふきよせクッキー缶 良夜の庭
白金台・八芳園に広がる「壺中庵」の夜の庭を表現。たっぷり敷き詰めたカシスメレンゲの上には、美しい月がぽっかりと浮かんでいる。シュワっとした口どけのメレンゲたちを食べ進めると、下段には国産や和の素材を使った焼き菓子の姿が。口に入れるととろける和三盆クッキーや、自家製あんずジャムのクッキー、濃厚で香ばしいフロランタンなど、その数8種類。¥5,292(壺中庵)
9
銀座菊廼舎
冨貴寄 金魚缶
創業1890年。「富を集める」という意味を込めて、この店では“冨貴寄”と表現している。ピンクの母、黄色の父、小さな黄色は子どもと、鮮やかな水の中を泳ぐ金魚たちはとっても気持ちよさそう。サクッと歯触りがよくバターを使用しない和風のクッキーは、香ばしさと優しい甘味を兼ね備えていていくらでも食べられてしまう。これぞふきよせ。¥1,242(銀座菊廼舎)
Photo_Anna Miyoshi(TRON) Text_Nozomi Hasegawa Sweets Direction_chico