〈ギャルリー・ヴィー〉が、器作家・中里花子さんによる陶器工房〈モノハナコ〉と共に、期間限定イベント『ホワイト&ブルー』を「トゥモローランド 渋谷本店」と「ギャルリー・ヴィー 自由が丘店」にて開催。洋服と器がタッグを組んだ理由とは。
陶器工房〈モノハナコ〉のイベントが開催
「トゥモローランド 渋谷本店」と「ギャルリー・ヴィー 自由が丘店」に“ホワイト&ブルー”が溢れる

洋服と器には、共通点があります。それは、どちらも用途や組み合わせを使い手に委ね、その人のリズムやスペースで楽しむものである、という点。個々人がそれぞれに自己表現を加えられるような「余白」が設けられているのです。
身につける人が、よりパーソナリティを表すことができるようなアイテムを提案したいと、かねてより願ってきた〈ギャルリー・ヴィー〉。今夏、陶器工房とタッグを組み、イベント「ホワイト&ブルー」を開催することに。
このコラボレート相手となったのが、佐賀・唐津とアメリカ・メイン州の2拠点に工房を構える〈モノハナコ〉。
作り手である中里花子さんの作陶方法のベースは、唐津焼にあります。唐津焼は日常使いされる器だったことから、生産力を上げるためにロクロで素早く形成され、装飾はあまり施されないのが基本型。器のデザインに、作者の強い自我はあまり反映されていません。その素朴な仕上がりは使い手の生活に溶け込みやすく、唐津焼が魅力的に感じられたのだそう。
「1つの使い方にこだわらず、ファッションのように、季節やその時のムードに応じて組み合わせを替えたり、器の使い方を工夫したりすることで日々変化する日常を楽しんでもらえたら嬉しいです」と中里さん。
唐津とメイン州の雄大な自然にインスパイアされた中里さんの器は、華美ではありません。ですがその独自の色彩と造形美は、見る人の心を一瞬で惹きつける力を持っています。
「どんな料理にも合うため、日常で出番が多く、盛り付ける料理によって器自体の表情も変わる魅力があります!」と、実際に愛用する〈ギャルリー・ヴィー〉のスタッフたちが声を大にしておすすめする〈モノハナコ〉の器。食卓に招聘したい逸品を、ぜひ店頭で探したい。
本イベントには〈ギャルリー・ヴィー〉の定番アイテムのほか、涼しげなブルーやホワイトカラーなどの特別アイテムなども並ぶそう。こちらもご期待を!
ホワイトとブルーが溢れるこの期間にぜひ足を運んでみては。
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【モノハナコ + ギャルリー・ヴィー ホワイト&ブルー】
「トゥモローランド 渋谷本店」
期間: 2023年7月20日(木)〜30日(日)
住所: 東京都渋谷区渋谷1-23-16 1F・B1F
電話: 03-5774-1711
「ギャルリー・ヴィー 自由が丘店」
期間: 2023年7月26日(水)〜8月6日(日)
住所: 東京都目黒区自由が丘2-9-23
電話: 03-3725-2577
Text: Ayako Tada