限られたスペースでもたくさんの服に囲まれたい。少数精鋭のアイテムとミニマルに暮らしたい。異なるタイプを目指す人にとってもきっとヒントになる、多種多様なクローゼットルールを拝見!#スタイルのある収納アイデア
ブランドディレクター三浦萌子さんのクローゼット
扉を開けるたびに現れる、華やかなコレクティブアイテム

ブランドディレクター三浦萌子さんの収納アイデア
ラックと棚に並ぶ全てを扉の中にしっかり保管できる贅沢な作り。三浦萌子さんの日々のおしゃれを支えているのは、母親のクローゼットに隣接した場所。服だけではなく指輪のサイズもほぼ一緒で仲良しだという母親と、ワードローブを貸し借りしているのかと思いきや、「いえいえ、私が一方的に借りています」。聞けば、もう重くて持てないからと祖母から譲ってもらったメゾンのバッグ、母親が若い時に着ていた〈イヴ・サンローラン〉のミニスカートのお下がりなど、家庭内ヴィンテージがかなり充実。ラックや棚には、そうしたブランドものも、ストリートブランドや〈リーバイス®〉のデニムなどのカジュアルも、幅広いアイテムが同居している。
「私自身は〈クロムハーツ〉のファン。ジュエリーはもちろん、バッグや靴、アパレルまで、たくさんコレクションしています」
クローゼットの突き当たりに掛けた黒いキャミソールドレスも〈クロムハーツ〉。常にここに飾ることで三浦さんらしさを象徴している。さらに、アクセサリーの重ねづけが欠かすことのできないポイントだという。
「ジュエリーは絶対につけます。そうでないと心配になるくらい。例えば、指輪がないとソワソワしてしまいます。服のコーディネートを決めてから、最後に足していく感じ。だから、引き出しのいちばんいい位置にしているんです」
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お気に入りのドレスは
常に表に出して愛でる
Photo_Yuka Uesawa Text_Minako Okada