この冬、これがあったら素敵、幸せになるモノやコトを、 それぞれのジャンルにアンテナを張る10名が選び、なぜそれが2016年の冬に相応しいか?じっくりとその理由を語っていただきます。
GINZAが考える『この冬にしたい10のこと』 – 07: 年末=ランジェリーの買い替え時

エディターY
「年末=ランジェリーの買い替え時」
こんにちは。師走の疾駆感に疲弊しながらも、年末のご褒美ショッピングに向けて物欲がムクムク増大中のYです。
唐突ですが、ランジェリーを買い替えるタイミングってご存知ですか?
アレもコレも見た目はまだまだ現役、気に入っているものほど捨てどきに悩みますが、実はブラジャーの寿命は1年(?!)と案外短い。とはいえ、まだ使えるんじゃなかろうか……と思ってしまいがちですが、
女性諸君よ、甘んずることなかれ!
ストラップやワイヤー、ゴムなど見た目には分からないところも、あきらかに劣化しとります。そのブラジャー、すでに務めを終えているんではないですか?
ということで、わたくしYがここ数年の年末行事としている『ランジェリーの買い替え』をみなさまにもお勧めします。「もう今年も終わるな〜」と思ったら、ブラ&ショーツを一新する。覚えやすいですよね。
そして、ファッション大好き! GINZA読者のなかには、洋服と同じようにランジェリーのおしゃれにこだわる人も多いはず。最近は海外のブランドでもオンラインストアで買えるので、気軽にトライしやすくなりました。
例えば、ニュージーランド発ファッションブランドのランジェリーラインとしてスタートした〈Lonely〉のサイトは日本円にも対応していて、とても見やすい&使いやすい。オーダーすると可愛いランジェリーボックス入りで到着するので、そのわくわく感ったらありません。
なんと、パターンは元ステラ・マッカートニーのランジェリーデザイナーが担当している模様。デザインはもちろん、その着心地の良さに国内外のファンが急増中なんです。さらに、多くの人に愛される秘訣は個性豊かな女性たちを起用したブランドのキャンペーンにも隠されていました。
こちら↓
写真左上、胸に大きな傷跡がある女性は推定50〜60代。その他も国籍、プロポーションなど多種多様な女性たちが並んでいます。
ディレクター、ヘレン・モリスの『完璧ではないカラダを讃え、個々の違いをみる』という言葉さながら、女性は生まれながらにそれぞれに個の美しさを持っているということを感じさせてくれます。コンプレックスだった自分の体にも、なんだか良いところがあるのかな、とそう思わせてくれるんです。
日本人女性2人が手がけるパリ発のブランド、〈pasquet〉も、女性の肌を血色良くみせてくれる独自のカラーリングが秀逸です。肌馴染みの良いピンクやブルーがかった赤、藤色など日本人女性の肌色に合いそうな、品のある佇まいが印象的です。
素材はシルク&コットン、日本の縫製工場で仕上げているため、質の良さは言わずもがな。パリジェンヌを彷彿とさせる繊細ではかなげな存在感なのに、実は耐久性も考えているなんて。欲張りな女心をばっちり分かっているな〜と感心!
余談ですが、ランジェリーは洗濯機で洗うと一気にくたびれてしまうので、個人的には手洗いがおすすめ。少々面倒だと思うかもしれませんが、毎日お風呂に入ったときに済ましてしまえば習慣になるので苦になりません。
洗剤はドラッグストアで売ってる「ア●ロン」でいいそうです〜。
続いてロンドンからピックアップした、2つの個性派ブランド。
オーガニックコットン×麻環境にやさしい素材を使用している〈ELLISS〉。最近気になっているボディスーツが種類豊富に揃います。絵画をモチーフにしたような、大胆なプリント柄も新鮮! あえて見せたい、インナーですね。
ユニセックスの概念をアンダーウェアに落とし込んだ〈MARIEYAT〉も気になります。ブラやショーツの片側だけをカットして肌をみせたり、ニーハイソックスを合わせたスタイリングをプッシュしたりと、アンダーウェアの新たな一面を感じさせるブランドです。
ここまで海外のブランドを紹介してきましたが、なんだかんだで日本ブランドの安心感も捨てがたい。
そんなあなたには、全国の大手百貨店やファッションビルにも取り扱いがある〈L’Angelique〉がおすすめ。ヤマトナデシコよろしく、品のある控えめなデザインに繊細なレースのあしらいが特徴です。制作は元クロエのランジェリーブランドを作っていたデザインチームが担当しているので、デザイン&質ともに納得の仕上がり。定番アイテムは通年販売しているので、毎年同じものを買い替える人もいるのだとか。女性の体は短期間でも変化しやすいので、店頭でサイズを計ってもらってから新調するのが良さそう。
特にランジェリーは好みが分かれるので、みなさんの胸キュンポイントに少しでも引っかかればこれ幸い。
それぞれにお気に入りのランジェリーが見つかりますように。
さあ〜、新年を気持ちよく過ごすための準備、始めましょっ。
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エディターY
年越しは実家(香川)でのんびり年越しそばならぬ年越しうどんを食べ、『四国八十八箇所』のひとつ、八栗寺に登るのが恒例。今年の帰省はうどん屋巡りも計画中〜。