時代とともに生まれるファッション用語。「トゥデイはエクストラロングスリーブをスポンテニアスにウェアして、オルチャンタッキースタイルに」なんてルー大柴よろしく、カヨコ・アン・パタースンばりな発音でマスターしたい、シン・ゴジラばりな最新用語をラインナップ。
ユニジョ、リンクコーデ…ってなんのこと? いまどきファッション用語辞典2016 第10回

【utility jacket】
(アイテム)
有用、有益、役に立つという意味をもつ「utility」なジャケット。ミリタリーウェア、ワークウェアやアウトドアウェアなど、実用性が高くハイスペック仕様。
【ユニジョ】
(人種)
〈ユニクロ〉のアイテムをおしゃれに着こなす女性。ユニクロ+女性・女子。プチプラに見えない、高見えさせるテクニカルな着こなしで人気。インスタグラムのハッシュタグとしても人気。類語≫ ムジジョ(無印良品)、ザラジョ(ZARA)、しまジョ(しまむら)。
【wrapped skirt】
(アイテム)
巻きスカート。ラップスカーチョもある。
【ruffle】
(ディテール)
ひだかざり。通常のひだ(フリル)より幅の広いもの。ラッフルには、しわくちゃ、波立つという意味も。主に襟、袖、スカートなどに取り入れられる。
(着こなし)

2人以上で、ファッションアイテムのポイントやテイストをそろえた着こなし。すべてをおそろいにした「双子コーデ」「ペアルック」とは異なる。親子ファッショニスタから広がって、雑誌『ViVi』では、友だちやカップルで楽しむことを提案。
Illustration: Yutaka Nakane
Text: Harumi Hino