「この人が主役のドラマは絶対に面白い」。石原さとみの求心力ある演技には、ついそう断言したくなる。4月9日より、主演ドラマ『Destiny』がスタート(テレビ朝日火曜よる9時〜 *初回拡大SP)。最近、作品に向かうモードや目指す俳優像がはっきり切り替わったという。今作のことやこれからのキャリアについて、ワクワクとして情熱に満ちた胸の内を聞いた。
💭INTERVIEW
石原さとみ「美しくなることに疲れた」その先で
ドラマ『Destiny』インタビュー

──今回演じるのは、横浜地方検察庁の検事・奏です。同じく検事だった父の死の真相を巡るサスペンスでありながら、愛の物語でもある今作の見どころをぜひ教えてください。
映像を観たら、まるで映画みたいでした。都心から少し離れたロケーションだったり、カメラアングルだったり、照明だったり。スタッフのみなさんが妥協しない、各部署のこだわりが詰まった現場だったからこそ、私たちキャストのお芝居もより美しく感じられる気がしました。サスペンスとしては、全話を通して面白く考察してもらえると嬉しいです。ラブストーリーの部分でも、12年前の大学時代を描く過去パートと、検事として働く現在パートとを行き来しながら、最後まで奏が運命に翻弄され、揺れ動いていく感じをぜひ楽しんで観てもらえたらと。
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Photo_Koichi Tanoue Styling_Keiko Miyazawa (WHITNEY) Text& Edit_Milli Kawaguchi