2021年2月12日発売のGINZA3月号「いちばん気になる人」特集では、常田大希率いるmillennium paradeを大解剖!特別に過去のGINZA2020年8月号「映像クリエイターズ!」特集から、millennium paradeやKing Gnuを映像面から支えるクリエイティブレーベル「PERIMETRON」に迫った記事をご紹介。チェックして、最新号をより深く楽しもう。
常田大希に最新号で再び迫る! 「クリエイティブ集団PERIMETRONの世界」を特別公開

常田大希のサンクチュアリ
クリエイティブ集団
PERIMETRONの世界
ペリメトロン、ペリメトロン、ペリメトロン!3回唱えると何かが起こりそうな予感。今回の特集を決めたきっかけは、常田大希率いるmillennium paradeのライヴだった。夢とうつつの間で、気づけば3Dメガネをかけたまま迷宮から抜け出せなくなっていた。最先端なのに原初的な感覚が呼び起こされ、“音”を楽しむことの本質を突きつけられる。
このライヴを支えているのが、クリエイティブ集団PERIMETRON。King Gnu、millennium paradeのMVなど映像を手がける、常田大希と仲間たちだ。「トーキョー・カオティック」を標榜する彼らの作品を観るといい意味で心がざわつく。
いまGINZAがもっとも気になるPERIMETRONを全力で紹介します。
Vol.1
ディレクター・OSRINが語るPERIMETRON
Vol.2
クルーに聞く、一問一答 WE ARE PERIMETRON!!!
Vol.3
クリエイティブファーストで「極楽」を目指す millennium paradeの仲間と映像の作り方
Vol.4
PERIMETRONとつながるクリエイター、アニメーションアーティスト・ディレクター 山田遼志
Vol.5
PERIMETRONとつながるクリエイター、映画監督 内山拓也
Vol.6
PERIMETRONとつながるクリエイター、CG屋 THIS MAN
クリエイティブレーベル「PERIMETRON」とは?
King Gnu、millennium parade、PERIMETRONという3つのチームは、常田大希を軸に密接に関わり合っている。平たく言うと、King Gnuは日本のJ-POPを指向したポップな音楽性を持つバンド。millennium paradeは世界に開いたコアな音楽と映像が絡み合うプロジェクト。そしてPERIMETRONはそれらの音楽に対して単に映像を付加することにとどまらず、深いところで共鳴し、増幅し合い、ともに作品を作り上げるチームとして機能している。さらにmillennium paradeにはPERIMETRON所属のクリエイターもおり、その結びつきはより強い。常田はそれぞれのメンバーの在り方について、「そんなに違いはないという印象。各々がやりたいことをやってるだけ」と語る。
PERIMETRON
2013年、YouTubeチャンネルを開設、映像を公開し始める。2016年、プロデューサーの佐々木集と映像作家のOSRINがジョインし、クリエイティブレーベルとして始動。その後ディレクター、デジタルアーティスト、デザイナーなど幅広いクルーを含めた10人体制に。King Gnuやmillennium paradeなどのアートワークやMV、ライヴ演出を手がけるほか、ファッションブランドとの協業も。
millennium parade
2019年5月「“millennium parade”Launch Party!!!」を催し本格始動。“百鬼夜行”をコンセプトに“世界から見た東京の音”を掲げ混沌としたリアルな東京の面白さを発信。ermho(iLyrics/Vo)、MELRAW(Sax/Gt)、江﨑文武(Key)、新井和輝(Ba)、石若駿(Dr)、勢喜遊(Dr)らに加え、PERIMETRONから佐々木集(CD/Agitator)、森洸大(Designer/Agitator)、神戸雄平(Digital artist)と、さまざまなパートを含む常田大希を中心とする新しい価値観のバンド、音楽集団。
King Gnu
常田大希(Gt/Vo)を中心に、2013年Srv.Vinciとして活動開始。2015年、勢喜遊(Dr/Sampler)、新井和輝(Ba)、幼なじみでもある井口理(Vo/Key)の4人に。2017年に改名。「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」を標榜するミクスチャーロックバンドとして、同年1stアルバム『TokyoRendez-Vous』をリリース。19年1月に2ndアルバム『Sympa』でメジャーデビュー。20年1月に3rdアルバム『CEREMONY』を発表。
GINZA最新号(3月号)は、2021年2月12日発売!
GINZA最新号は以下から購入できます!
Photo: Taro Mizutani Hair: TAKAI Text&Edit: Sayuri Kobayashi