1962年生まれ、東京都出身。1986年ロックバンド「RED WARRIORS」のボーカリストとしてデビュー。バンド解散後はダイアモンドユカイとしてソロ活動を開始。音楽・舞台・映画・バラエティ番組などで幅広く活動。ソロベストアルバム『YUKAI THE BEST 1990-1996』、ROLL-B DINOSAURアルバム『SUE』が絶賛発売中。
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【スター日記】ダイアモンド✡ユカイ：家族想いの生涯現役ロックンローラー
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ダイアモンド✡ユカイ
「yahoo! ライフマガジン」撮影: 大川晋児
帽子屋が開けるほどの帽子好き親父がよく帽子をかぶってたんだけど、その影響なのか俺も帽子がすごく好きで、それこそ何百個と持ってるんだよね。これは埼玉の「田中帽子店」で撮影したときのもので、伝統工芸にも指定されてる職人さん手作りの帽子です。6代目の社長が継いでいて、伝統とイマドキっぽさを合わせたものを作っててかっこいいんだよ。
誰よりも大切な母、正子
7月のRED WARRIORS 30周年記念ライヴのあと、90歳でお袋が亡くなりました。通夜ではお袋が中学生の時に買ってくれたギターで、好きだったRED’Sの「ムクロジの木」を歌ったよ。デビュー後初のライヴのあとで親父が亡くなって、記念ライヴのあとでお袋が亡くなって。なんとも言えない、不思議な因縁を感じたね。
RED WARRIORS 30周年ライヴ
RED’Sの30周年ライヴが好評だったので、中野サンプラザで追加公演を演ったよ。俺たちデビューしてあっという間に解散しちゃってさ（笑）。その後は復活と休止を繰り返してるんだけど、いろいろあったりもしてね。30周年ライヴは、スタッフも含めて昔からの仲間が大集結して「やろうぜ」ってなって。本当にうれしかったね。
ソロライヴに来てくれた事務所の相澤社長さんたちと
ソロライヴを観に来てくれた勝野洋さん・キャシー中島さんご夫妻、事務所の相澤社長と。実はキャシーさんのお母様と俺のお袋が子どもの頃マブダチだったっていうご縁があって、ずっとお会いしたかったんだ。そして勝野さんといえば『太陽にほえろ!』のテキサス刑事時代から、俺の青春のヒーロー。特別な日になったよ。
母にもらった宝物
俺の宝物のひとつが、お袋からもらったこのモンブランのボールペン。形見ですね。妻とお袋が一緒にデパートに買い物に行った時に、なぜかこれを俺にって買ってきてくれたんだ。その時はなんとなく“モンブラン”とかって照れくさかったんだけど、今では大切に使ってる。長く使えるものっていうのはいいよね。
大人のロックバンド、やってます
織田哲郎さんと一緒にやっているバンド、ROLL-B DINOSAURのライヴ。2年前に突然、織田さんから電話がかかってきて「ユカイ君、ロックしようよ！」って。カバーかなんかして遊ぶのか？なんて思ってたら、もう織田さんが曲どんどん作っちゃって。これがまたバリバリのロックでさ。本気の、ロックンロールバンド。
チャイフェスのレセプションパーティへ
10月に代々木公園でやったチャイナフェスティバルに呼んでもらってライヴをしたんだ。あいにくの雨だったけどマイクスタンドをふり回したらすごく喜んでくれたよ。アジアで特に受けがいいね、あれは（笑）。写真は中国大使館で行われた打ち上げの時の1枚。中国って国はエネルギーと勢いがすごいなーとあらためて思ったよ。
衣装はテーラーで仕立てます
スタイリストさんに紹介してもらったテーラー、LOUD GARDEN。もう6〜7年、ステージ衣装はすべてここでオーダーメイドしてる。並んでるのは生地の見本帳。店主もこだわり屋だから、生地の厚みとかいろいろと意見を戦わせながら仕立ててもらってるよ。ちなみに1枚目の写真で着ている花柄のシャツも、ここで作ったよ。
息子と、ピアノのおさらい
このピアノはジャズシンガーの綾戸智恵さんがYAMAHAの工場に行って選んでくださったもの。うちは3人の子ども全員にピアノを習わせてるんだ。俺はコードしか読めなくてドレミファソラシドも分からないからすごく苦労したの。万が一音楽をやっていきたいってなったときに、基本を分かっていたほうがスムースだと思ってね。
Text&Edit: Kei Yoshida
